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こんにちは。
メキシコリーグも第8節までが終了しました。8節の段階で、すでに4チームが監督を交代しています。そして、解任のうわさは後を絶ちません。厳しい世界ですね。
その中で僕の住むグアダラハラのAtlasというチームは、第3節からリカルド・ラボルペというアルゼンチン人が指揮を執っています。日本のサッカーファンの皆さんの中にもご存じの方もいるかと思いますが、彼は2002年~2006年までメキシコ代表(オリンピック代表兼任)を率いていた監督です。2005年のコンフェデレーションズカップでは日本代表とも対戦し、勝利しています。
2006年のドイツワールドカップでは、決勝トーナメントで、祖国であるアルゼンチンと対戦し、延長の末敗れました。僕は、あの試合はドイツワールドカップのベストゲームであったと今でも思っています。
そんなラボルペですが、昨シーズンまでモンテレイというメキシコのクラブを率いていましたが、その後はフリーとなっていて、シーズン開幕前からラボルペ待望論がAtlasから出ていました。
彼は、実は1998年~2002年にAtlasを率いていて、ファンに非常に愛されていたのです。
僕も、あの2006年ドイツワールドカップのメキシコ代表を率いた監督がグアダラハラに来る! ということで、非常に楽しみにしていました。
先日、Atlasのホームであるハリスコスタジアムで行われた試合を見に行った所、僕の期待を裏切らない内容のサッカーを展開してくれました。
今まで、Atlasは後ろに人数をかけてカウンター、というスタイルでしたが、その試合では前からの速いプレスでボールを奪いにいき、高い位置でボールを奪えば、そこから早い攻撃を仕掛ける。監督が変わることでここまでサッカーが変わるのか……。
まさにサッカーの、そして監督業の醍醐味です。
中盤からの積極的なプレスでボールを奪いにいく彼の戦術は、選手とボールが連動して動くため、各選手のフィジカル能力と高い集中力が求められます。就任してからの数試合は先制しながら、最後に追いつかれてしまうパターンが多かったのですが、先日の試合では前半に2点を奪い、後半は前の選手に代えて中盤の選手を入れていき、2-0のままゲームを終わらせました。
試合中のコーチングも、何をいっているかはもちろん聞こえませんが、ジェスチャーで盛んにディフェンス時のポジション移動を修正しているのが分かりました。
実際にラボルペの練習を見に行っている人から話を聞くと、グラウンド全体で、マーカーを使って、どこにボールがあればどこに動く、という約束事をとにかく徹底していると。僕も機会があれば、練習を見に行こうと思います(グラウンドに入れてもらえるかわかりませんが……)。
少なくともホームで行われる試合は、スタジアムに足を運び、ナマでラボルペのサッカーを見て勉強します。
しかし、メキシコリーグでは本当に多くのアルゼンチン指導者が活躍しています。不振のティグレスの監督には、第7節から、アルゼンチン代表を率いた経験のあるホセ・ペケルマンが就任。また、第4節後に解任されましたが、クラブ・アメリカで指揮を執っていたのは、1993年Jリーグ得点王のラモン・ディアス。メキシコサッカーがアルゼンチンから大きな影響を受けていることがわかります。
そんなメキシコリーグ、これからも注目していきたいと思います。
それでは、また。 |