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深澤 佑介
イングランド

新・イングランド通信 ~No Football No Life~

深澤 佑介
1986年8月1日生まれ。静岡県出身。
高校まではとにかくサッカーに明け暮れ、卒業後、指導者の道を志し2006年に渡英。1年間アマチュアクラブでプレー後、2007年にリバプールに移り、リバプール・ジョン・ムーアズ大学のサッカー科学部に進学。同時にイングランド・ディビジョン1(プロ3部)のトランメア・ローバーズにて育成部のアシスタントコーチに就任。リバプールFCの下部組織でも研修を受ける。サッカーの母国にて日々悪戦苦闘中。
FAレベル1コーチングライセンス取得。

イングランド

■アメリカのサッカーへ!

2008.6.20

ユーロ2008が始まりました。イングランドが出場していないのは残念ですが、それぞれの国が特徴を持っていて、ハイレベルな戦いをしています。せっかくヨーロッパに住んでいるのだから、現地で見てみたいものです。

僕のほうは有意義な日本滞在を終え、今はアメリカに来ています。といっても、オフシーズンのバカンスで来ているわけではありません(笑)。イングランドのある団体が主催する、アメリカの子供たちへのサッカーキャンプにコーチとして派遣されて来ています。

イングランドとアメリカは、こうしたサッカーを通した交流が盛んに行われています。イングランド人が他のヨーロッパの国で活躍するケースは少ないですが、アメリカには選手や指導者もよく渡っています。

統計を見たわけではありませんが、セミプロやアマチュア、指導者も含めれば、イングランドの中で最も多い海外移籍先は、実はアメリカではないでしょうか? ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するベッカムは、まさにいちばん大きな例。言葉の問題がないということも大きいと思いますが、イングランド人の中にはアメリカで働きたい、サッカーを伝えたい、普及させたいと考えている人が多いように感じます。

そういった背景もあり、今回、僕もコーチとしてサッカーキャンプに参加させてもらえることになりました。

アメリカでのサッカーというと、どうしてもマイナーなイメージだと思います。4大スポーツであるベースボール、バスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーと比べると、やはり人気は落ちるでしょう。

アメリカでは「フットボール=アメリカンフットボール」であり、サッカーにはサッカーという言葉が使われています。どちらかというと男子より女子サッカーの方が人気だという話も聞きます。

僕自身も、アメリカではサッカーはマイナースポーツというイメージがありました。しかし、必ずしもそうとはいえないということをアメリカに来て感じています。メキシコなど中南米からの移民も多いこともあり、サッカー人口は多くなってきていますし、子供たちの間でも盛んに行われています。

アメフトや野球に比べ、用具が少なく気軽にできるため、サッカーをして遊んだり、プレーをする人は多いです。僕の認識としては、アメリカでのサッカーは「観るスポーツ」というより「やるスポーツ」なのかなと感じています。

さて、そんなアメリカでこれから2カ月半ほど働きます。場所は東海岸のボルティモアという都市で、1週間ずつ各地でキャンプを行うのですが、対象は5歳~17歳まで、レベルも様々ということで、それぞれのカテゴリー、レベルに応じたコーチング能力が求められてきます。

アメリカでの指導というのはもちろん初めてのことなので、難しい部分もあるかもしれませんが、自分なりにトライしていき、素晴らしい経験にすることができればと思います。

このコラムでも、アメリカのサッカー情報やキャンプの様子を伝えていきたいと思います!

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