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深澤 佑介
イングランド

新・イングランド通信 ~No Football No Life~

深澤 佑介
1986年8月1日生まれ。静岡県出身。
高校まではとにかくサッカーに明け暮れ、卒業後、指導者の道を志し2006年に渡英。1年間アマチュアクラブでプレー後、2007年にリバプールに移り、リバプール・ジョン・ムーアズ大学のサッカー科学部に進学。同時にイングランド・ディビジョン1(プロ3部)のトランメア・ローバーズにて育成部のアシスタントコーチに就任。リバプールFCの下部組織でも研修を受ける。サッカーの母国にて日々悪戦苦闘中。
FAレベル1コーチングライセンス取得。

イングランド

■イングランドのサッカーメディア

2008.6.18

みなさんは普段、どうやってサッカーの情報を得ているでしょうか? ストライカーDXのような雑誌やインターネット、もしくは新聞、テレビなどがメインでしょうか。

スタジアムに足を運ばない限り、トップレベルのサッカーというものはメディアを通して知ることになります。大げさに聞こえるかもしれませんが、その国のメディアが、その国のサッカー文化を作る大きな要因の一つになっていると僕は思います。

日本では、テレビも雑誌も含めて多くのサッカーメディアが存在していて、僕も日本に帰ってきてからそれらを通して情報を得させてもらっています。最近では海外の情報も非常に増えてきました。そういった影響もあり、世界のサッカーが身近に感じられるようになってきているのではないでしょうか。

それでは、イングランドのサッカーメディアはどうなのでしょうか? イングランドはサッカーが文化として根づいてますし、ダントツでナンバーワン人気のスポーツです。

しかし意外なことに、サッカーに関しての媒体は日本と比べて非常に少ないです。ニュースでは常にどこかでサッカーニュースが流れていますが、サッカー専門番組のようなものは少ないですし、雑誌もメインとなるのは1つか2つ。ただ、新聞に関してはスポーツ枠のほとんどを占めるのがサッカーですが……。

それでは、その内容に関してはどうなのでしょうか? 僕が感じるのは、サッカーの本質を伝えようとしている媒体が比較的多いということです。

これはメディアとして当然のことのように聞こえるかもしれませんが、サッカーがビッグビジネスとして存在し、トップ選手もアイドルのように扱われている現代ではなかなか難しいことでもあります。

テレビに関していえば、有名なサッカー番組にBBCの”Match of the day”という、その日に行われたプレミアリーグ全試合のハイライトを放送する番組があります。Jリーグ初期に名古屋グランパスにも在籍したガリー・リネカーが司会を務め、アラン・シアラーを始めとする元有名選手たちが解説をして進行していきます。

その番組にも長い歴史があるのですが、自分が今まで見たことのある、日本を含めた他のいくつかの国のハイライト番組よりも、サッカーの本質をついているなと感じます。ゴールシーンだけでなく、そのゴールに至るまでのプロセスにも着目し、プロの鋭い視点から分析していきます。僕自身、勉強になることもあるので毎週欠かさず見るようにしています。

日本では、サッカーに限らず情報が無数に得られる時代です。サッカーの見方も人それぞれあると思います。選択肢の多さという点は、非常に素晴らしいものでしょう。その中から受け身ではなく能動的にメディアを選び、本当に自分自身に必要な情報を得ることが大事なのかなと個人的には思います。

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