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イースターホリデーが終わり、サッカーのシーズンもいよいよ終盤に差しかかりました。リーグ戦も残すところ1カ月弱です。
大学のほうも、今月末からは試験が始まります。ということで、今日は僕が学んでいる「リバプール・ジョン・ムーアズ大学」のサッカー科学部について書きたいと思います。
「サッカー科学部」
日本ではなじみのない名前ですよね。イギリスにある大学の学部は非常に細分化されていて、多くの種類の学問が存在します。
このサッカー科学部も、イギリス国内で唯一の学部で、世界的にも希少な分野です。
そこで一体何を学ぶのか? 基本的なベースはスポーツ科学にあります。運動生理学、心理学、バイオメカニクスなどですね。
それらは日本にあるスポーツ科学部でも学べると思うのですが、特徴的なのは、その多くの部分がサッカーに特化されているということです。
例を出すと、今週の授業では、サッカー選手の育成年代の身体的発達速度について学び、そこから、選手の力を判断する際にその違いに影響されていないか? 身体的な違いがサッカーのパフォーマンスにも顕著に現れる育成年代において、その発達の違いに影響されることなく、どう評価していくか、といったことを学びました。
これはほんの一部ですが、こういったサッカーの科学的な側面を多角的に学ぶことができ、その内容も非常に興味深いものが多いです。
更にコーチング学、ゲーム分析、タレント発掘、育成理論など、サッカー界における実践的な分野もカバーします。
講師陣も、プレミアリーグでコーチやスポーツサイエンティスト、ゲーム分析家、フィジオセラピストなどとしての経験が豊富な方々で、より実践的な話も聞くことができます。
また大学がプレミアリーグのクラブやFAと提携しているため、ゲストレクチャーや課外授業、インターンなどで、トップクラブに触れるプログラムも組まれていますし、逆にプレミアのクラブが実験やデータ分析のために大学を訪れることもあります。実際、オーウェンやルーニーがプレシーズンに大学を利用することもありました。
学部生は1学年30人ほど。9割はイギリス人で、アジア人は僕一人です。授業の途中に「ディスカッション・ブレイク」といって、サッカーに関してのトピックを1つあげ、それについて話し合うという休憩時間を取っているのですが、毎回熱くなり過ぎ、時間もオーバーしてしまって全く休憩になりません(笑)。
それほどサッカーに対して熱い生徒が集まっています。僕と同じようにプロの指導者を目指して勉強している生徒も多いのですが、それ以外にもフィジカルコーチやゲーム分析家、体育の教師などさまざまな分野で活躍しようと勉強に励んでいます。
そんな大学生活も今年は残すところあとわずか。クラブの指導のほうももちろんですが、本業(?)のほうも頑張っていこうと思います! |