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このネタはイタリア通信で井上さんが先に書いてしまいましたが(笑)。
今夏の国体優勝を目指す、U-16静岡県選抜のイタリア遠征に帯同させてもらいました。
僕は井上さんが書いた、ペルージャ戦の後の静岡県選抜について書きたいと思います。
ペルージャ戦の翌日は午前トレーニングの後、夕方からASローマユースとの練習試合でした。ローマの選手の中には190センチ近い選手もいて、全体的にも体格の差は歴然。
しかし技術的にはやはり静岡が勝っていました。課題としていたポゼッションの質は向上し、パスワークから何度かゴールに迫るも、フィニッシュを決めきれない静岡。
逆に体力が消耗してきた終盤になると、まさにイタリアという2~3人での素早いカウンターをローマに仕掛けられ、ピンチを迎えます。
DFを中心になんとか凌ぎきり、結局0-0の引き分け。勝ちきれない悔しさも残りましたが、会場にいたイタリア人からもチームは高い評価を受けました。
次の日は遠征3連戦の最終戦となったラツィオユースとの練習試合。ラツィオはペルージャ、ローマと比べると体格的には小さかったのですが、個々の技術、戦術的なレベルは遠征での対戦相手の中で、最も上位に感じました。
それでも前半は完全に静岡のペース。ポゼッションを高めゲームを支配してチャンスを数多く作る。そして今度はチャンスを確実に決めて、2-0で前半を終えます。
しかし後半。PKからの失点を機に開始15分で4失点。防げない失点ではなかっただけに、精神面での未熟さが出てしまいました。
その後なんとか盛り返し、猛攻を仕掛けるも得点は奪えず2-4で敗戦。通算1勝1敗1分けで遠征を終えました。
今回の遠征で、静岡県選抜はイタリアトップレベルのユースチームと対戦したわけですが、個々の技術という面においてはどのチームよりも勝っていました。
しかし、その技術を最大限に試合の中で発揮できていたかというと、そうではなかったと感じます。
移動や慣れない環境で、コンディション的にもベストではなかったというエクスキューズはあったにせよ、やはり精神的にも戦術的にも、持っているものを100%出し切る術を持つということは静岡県選抜に限らず、日本全体の課題でもあると思います。
逆に日本のストロングポイントである、技術や敏捷性などを100%出し切る術を持っていれば、今回静岡県選抜が証明したようにヨーロッパにも充分通用するはずです。
今回の遠征に帯同させてもらったことで、僕自身、日本のサッカーについて考え直すいい機会になりましたし、その他にも多くのことを学び、素晴らしい経験となりました。
僕がこうしてイングランドで勉強しているのも、全てはいつか日本サッカー界に発展に貢献するため。今回の経験を活かし、その為のヒントを探るべくこれからも前進していこうと思います。 |