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新・イングランド通信「No Football No Life」へようこそ!
イングランド・リバプールにて、プロの指導者を目指して勉強中の深澤佑介といいます。
現在は、リバプール・ジョン・ムーアズ大学にてサッカー科学を専攻。さらにプロフットボールクラブ、トランメア・ローバーズのユースにてアシスタントコーチを務め、リバプールFCの下部組織でも指導の勉強をさせてもらっています。
さて、フットボールの母国・イングランドについて、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
ベッカム、ジェラード、マンチェスター・U、アーセナル……。
やはり「プレミアシップ」や「イングランド代表」のイメージが大きいと思います。
ですが、皆さんが普段目にしているTVなどの環境では、イングランドフットボールの深い中身の部分はなかなか感じられないと思います。他のヨーロッパの国と比べても、案外日本で得られるイングランドの情報は少ないのではないか、と僕は感じています。
僕は今、多くの人たちのおかげでイングランドのフットボールの中に身を置くことができています。この素晴らしい経験の中で得ていることを、コラムを通して少しでも皆さんに伝えることができればと思っています。
さて、まず第一回目は僕が所属するトランメア・ローバーズを紹介したいと思います。
イングランドのフットボールは、プレミアシップを頂点として、4部までがプロリーグという構成。その中には、92ものプロクラブが存在します。
日本の場合は、2つのプロリーグと33のプロクラブという状況ですから、歴史の違いや生活の中でのサッカーの大きさを感じます。さすがサッカーの母国です。
トランメア・ローバーズは、その中のディビジョン1(3部リーグ)に所属しており、チャンピオンシップ(2部リーグ)昇格を目指し戦っています。ディビジョン1では、ノッティンガム・フォレストやリーズ・ユナイテッドなど、過去ヨーロッパサッカー界に名を刻んだ伝統クラブも戦っています。
トランメア・ローバーズにも、120年以上の歴史があります。日本では「明治維新だー!」といっているころから存在しているわけですね(笑)。
カップ戦の強さには定評があり、過去10年間で何度かFAカップの準決勝に進出し、リーグカップでは決勝を戦った実績もあります。
育成組織も充実していて、国内でも有数の実績を誇ります。現在のトップチームの中でも、9人が下部組織出身の選手で、他クラブでも多くのトランメア出身者がプレーしています。今関わっているU-16、U-15年代にも優秀な選手たちがそろい、数年後が楽しみです。
リバプールのマージーサイドを渡った町に本拠地を置くトランメア・ローバーズは、経営規模はリバプールFCに遠く及びませんが、多くの地元住人に愛されるクラブです。
実際に僕の周りでもリバプールやエバートンではなく、トランメアファンだという友達も数多くいます。
こういった地元住人のサポートがあり、イングランドでは92ものプロクラブが運営されているというわけです。僕もこのイングランドに身を置いていると、サッカーが生活に強く根付いていることを感じます。
そして僕自身、このような素晴らしいクラブで学ばせてもらっていることに感謝しつつ、これからも目いっぱい吸収して成長していきたいと思います! |