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西村 亮太
メキシコ

メキシコ通信
~Querer es Poder~
(意志あるところに道は拓ける)

西村 亮太
大阪府出身。筑波大学大学院にてコーチング学を修了し、2010年8月にメキシコへ。
Cruz Azulでの研修後、CFPachucaの支部にてU-16監督を務める。その後Cruz Azulに選抜スクールのU-12監督、U17,U20にキーパーコーチ兼アシスタントコーチとして在籍。2014-15シーズンより同国のSantos LagunaにU17,20アシスタントコーチ兼分析担当として移籍し、15-16シーズンより同クラブ保有のメキシコ3部所属チームSantos Laguna Premierの第2監督となる。メキシコサッカー協会公認ライセンス-レベル4(日本でいうS級)を2013年12月に取得。

メキシコ

■“期間限定”監督

2015.08.24

みなさんこんにちは!Hola! Cómo estás!?
僕の住むTorreon(トレオン)という町は、砂漠地帯に近いということもあり、真夏には40度を超えることもしばしば。そんな中、僕の所属するSantos Laguna Premierは8月15日のリーグ戦開幕に向けてプレシーズン真っ最中です。

さて今回のタイトルにもあるように、期間限定で監督を経験しました。というのもプレシーズンの第2週目に監督がバカンスを取ったので(笑)、その週は僕がすべての練習と週末の練習試合を指揮するチャンスが来たのです。

一番に感じたのは、本当に『愉しい』ということ。今までずっとやりたかったことが期間限定とはいえ実現し、しかも同時にやれるという感触も得ました。
チームのプレーモデルに沿って、選手に体得してほしいプレーをもとに練習メニューを組み立て、グランドで選手と対じする。練習中に事前に予想していたことと違う現象が起きたら、その場で調整しながら選手に体得してほしい現象が起こるように導いていく。そして練習の最後には意図した現象が頻繁に見られるようになる。

自分が主導権を持ちながらこのサイクルを繰り返すことの『愉しさ』と同時に、メキシコ3部というカテゴリーに所属する選手に対しても十分戦えるという実感を得ました。
ここメキシコでは、練習は選手と監督の戦いともいわれます。監督はいかに選手に自分のアイデア(練習)を魅力的と感じさせ、それを実行することが選手のプラスになるというふうに納得させることができるか。選手の感情を動かす情熱とロジカルに説得するための知識を基に、戦いに勝たなくてはいけません。もしどちらかが欠けたら、選手に飲みこまれてしまいます。

週末の試合では、プレシーズンの初試合ということもあり、対戦相手のレベルは高いものではありませんでしたが、練習した形でゴールが生まれたということが一番大事だと思います(1週間のテーマは「ライン間でのプレー」「DFの背後で受ける動き」「スペースを作る・使う」「3人目」「奪った後に速く動かす」「シュートの意識」)。
ゴールのハイライトはコチラ

ただ、グランドの中での手ごたえと同時に強く感じたのは、グランドの外での監督としての振る舞いを学ぶことの重要性です。
クラブの幹部とのやり取り、メディアとの関係、そりの合わない上司とのやり取りなど、監督の仕事はグランドの外にもたくさんあります。メキシコ代表のエレラ監督がメディアの人間に暴力行為を行ったことでゴールドカップ優勝後に解任されたのは記憶に新しく、メキシコ国内で大きく取り扱われていました。

そんな貴重な経験をすることができた“期間限定”監督でしたが、今は戻ってきた監督と共に、第2監督として働くことを学んでいます。

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それではNos vemos!!

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