最近のコラム

2017年10月10日
初代レジェンド・オブ・ベルマーレ! 平塚の闘将ベッチーニョ監督に教わるサッカー


2017年09月15日
日本-ブラジル国際交流! 合わせるだけじゃない交渉力というコミュニケーション


2017年08月16日
日本-ブラジル国際大会!元クラブワールドカップ優勝選手が日本の高校生に伝えたこととは?


2017年07月24日
メッシを育てたニューウェルスで研修中。ブラジルや日本との違いとは?


2017年05月24日
「ボールが来る前に考える」は本当?ボールが来た後に考えることを放棄していませんか?


2017年05月09日
王国ブラジルを、世界最速ワールドカップ出場と、FIFAランク1位に復活させたチッチ監督の手法とは!?


2017年03月23日
初観戦! ブラインドサッカーから学ぶサッカー


2017年03月10日
街にサッカー文化を!選手にモチベーションを!クラブ公式ソングの大切さ


2017年01月31日
練習用具


2016年12月28日
鹿島のジーコスピリッツにルーツ。元鹿島・元フットサル日本代表通訳の土井エジソン氏


2016年12月05日
ブラジルのサッカー講習会に参加して来ました


2016年10月26日
まずは遊ぼう! ゴール前の創造性は本質から始まる


2016年10月06日
なぜ日本のサッカー選手たちは遊べないのか? 創造的サッカーの本質


2016年09月20日
オリンピックだけじゃない! Jリーグ選抜や鹿島も参加したリオのジーコ杯は、意外な結果に!?


2016年08月30日
リオオリンピックに通訳として参加しました


2016年08月05日
サッカー通訳という仕事


トップコラムワールドサッカー通信局>ブラジル通信  ~Futebol arte“王国にGingaを探す旅”~日本-ブラジル国際交流! 合わせるだけじゃない交渉力というコミュニケーション

Column コラム

海外発!日替わりリレーブログ ワールドサッカー通信局
平安山 良太
ブラジル

ブラジル通信
~Futebol arte“王国にGingaを探す旅”~

平安山 良太小学生よりサッカーを初めるが、ケガにより早期挫折。若くして指導者の道へ。日本で町クラブ、部活、Jクラブで幼稚園~大学生まで幅広く指導者として関わり学んだ後、海外へ。東南アジアのプロクラブや代表チームで研修の後、ブラジル1部リーグのAtlético Paranaenseでアシスタントコーチを務めた。2014年5月からはクラブワールドカップでも優勝したSC Corinthiansでアシスタントコーチを務めるかたわら、日本に向けて情報発信を始める。2015年10月からはAvai FC、2016年前半はJ3のFC琉球通訳、後半からはコリンチャンス育成部に復帰。ペルーやアルゼンチンなどにも顔を出す。
twitter:@HenzanRyota
mail:ryota_henzan@yahoo.co.jp

ブラジル

■日本-ブラジル国際交流!
 合わせるだけじゃない交渉力というコミュニケーション

2017.09.15

Boa tarde !!(こんにちは)
今月は2週間未満という短い期間ですが、茨城県から来たFourwinds(フォーウィンズ)さんのブラジル遠征をサポートさせていただきました。

練習試合や

img

試合観戦
ブラジル1部
ポンチプレッタvsアトレチコ・ミネイロ

img

観光など

img

グラウンドの中も外も、いろいろな場面のサポートをさせていただいたので、筆者にとっても勉強になることが多い素敵な機会でした。

その中で筆者が指摘された反省としては、「もっとブラジル人としての仕事も覚えていい」というものでした。

もう少し具体的には交渉力の向上です。

サポート期間序盤、筆者は言われたことを訳すだけの通訳になっていたのですが、もっと日本のチームの要望を聞き出すなどの気の使い方があってもいいと指摘されました。

日本の子どもたちはブラジル人に比べておとなしいですからね。

交渉という意味では、練習試合前などに、お互いのコーチが話し出すのを待つだけでなく、日本のチームに何分何本やりたいかまず要望を聞いて、それをブラジル側のチームに伝えれば、優しいブラジル人、地球の反対側からわざわざやってきた外国のチームには寛大な対応をしてくれるはずだなと思いました。

そういう面でもう少しブラジル人的な面を考慮した仕事をしてもいいんじゃないかと、上司的な立場の方に指摘されました。

筆者は普段、ブラジル人の中に入って唯一の外国人としてチームにいるので、ブラジル人化できていると思っていましたが、まだまだだったんだなと痛感しました。

もちろん日本人にもいろいろな方がいますし、すべて僕と同じとは限りませんが、でも似たようなことは他の欧州にいる日本人選手などでもよく聞く話です。

ただワーワー大声で騒ぐだけの要求は南米でも幼稚な人として扱われ、信頼を失くしてしまいますが、正当な範囲での話し合いはしていかなければなと感じました。

ちょっと似た話で、今回のFourwindsさんの中学生の子たちも、言葉も伝わらない、治安は悪いと聞く中で、最初はなかなかブラジル人に対して積極的に関わっていけない部分があったみたいでしたが、遠征の中で慣れて少しずつブラジル人ともコミュニケーションをとるようになっていきました。

これは帯同した上林コーチもFourwindsのFBに書いていました。

子どもたちの成長はすごいですね!
サッカーでも人としても未来につながる経験です。
そこに関われたのは光栄です。

上林コーチがFBに書いていたものだと、育成年代からの生き残りをかけた日常に驚いたそうです。

筆者には普通になってしまってきていたのですが、試合に負けたりすると何人かが中学生や小学生でもクラブをクビになり、明日からは違うチームを探さなくてはなりません。

その環境はやはりブラジルに来た方には衝撃として残るみたいです。

ここまでの競争が与えるメリットもありますが、逆に子どもがショックを受けるデメリットもあります。

また、日本でこの形を採用しようにも、1チームでは採用できません。
クビにしても、ほかから人が来ませんから。

多くのチームで一斉に移籍自由にならないとできない方法でもあるので、浸透するのはなかなか大変です。

FourwindsさんのHPはこちら。
https://www.fourwinds-fc.net/
選手も募集しているそうです。

ブラジル遠征にご興味のある団体様はこちらにお問い合わせくださいませ。
http://www.futbola.biz/

期間中には、元フットサル日本代表キャプテン、元ビーチサッカー日本代表という、なんと2競技で日本代表になった比嘉リカルド氏とお会いできました。

img

比嘉リカルド氏はアルビレックス新潟やFC琉球(当時はJFL)など、Jリーガーとしての経歴もあります。
多彩な競技経験ですね。すごいです。

さて、筆者はこれから、元湘南ベルマーレや川崎フロンターレで活躍したベッチーニョ氏にお世話になって、ナシオナル・アトレチコ・クラブにて研修をしてきます。
ベッチーニョ氏、クラブの方々には頭が上がりません。

今年お世話になっているEC Bahiaには、毎月のように1週間程度の研修で穴を空けて申し訳ないのですが、寛大な対応に感謝しています。

たくさん勉強して、もっともっと恩返しできるように頑張りたいと思います。

来月はNacionalでの経験を、このブラジル通信で日本のみなさんに還元しますね。

次のコラム←

ワールドサッカー通信局トップへ →前のコラム

ストライカーDX トップ マッチレポート コラム トピックス セレクション/スクール バックナンバー ムック リンク