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井上 信 1983年生まれ。神戸市出身。中学時に在籍していたクラブチームのイタリア遠征がきっかけでカルチョ(イタリアサッカー)の虜になる。2005年夏の阪南大学在学中にペルージャへ旅立ち、イタリアサッカー協会所属のチームと選手契約を交わした。チームとの契約を代理人なしでやり遂げ、フットサルチームなどでもプレーした後、帰国。現在はフレスカ神戸チームスタッフとして活躍中。
Ciao ragazzi! いつのまにか、今年も終わりに近づいていますが、ヨーロッパサッカー好きのみなさんなら、この時期がどういう時期かご存知ですよね? そうなのです。もうすぐ各チームの首脳陣が、リーグ後半戦へ向けて冬のメルカート対策を考えていく時期になっているのです。
先日、チャンピオンズリーグでユベントスがバイエルン、モナコに敗れて、チャンピオンズリーグ敗退が決定しました。翌日のスポーツ紙面には“ユベントス崩壊”という感じの見出しが、どこの紙面にも躍っていました。 それに比べ、インテル、ミランそしてフィオレンティーナはそろって決勝トーナメント進出を決め、ベスト16にイタリア勢から3チームが進出しました。ちなみに、他国ではスペイン、イングランドから3チームずつ、フランス、ドイツからは2チームずつ、ポルトガルとロシアとギリシャから1チームずつとなっております。
さて、敗退を喫したユベントスですが、首脳陣に対しての敗戦後のインタビューで冬のメルカートに向けての選手補強をどうするのか? という質問が早くもされていましたが、そこは強気のユベントスというか、切り替えてリーグ戦、国内カップ戦、UEFAカップの3つを目標に、今は頑張るしかないという回答でした。
それに引き換え、勝利したバイエルンは、ついに元イタリア代表のトニをローマへ売却する準備が整った様子。そのお金で次はどのような大物プレーヤーを取るのかが注目されます。
さて、このメルカートは、セミプロやアマチュアもこの時期に行われます。 僕自身も、2年前にいたANGELANA時代に実際移籍を考えていた選手の一人なのですが、今思えば、移籍のタイミングというのはとても大事だったと思います。チーム状況にもよりますが、やはり選手としては試合に出れないよりは出られるチームへ移籍しようと思うのが当たり前なのです。しかし、実際に移籍を考える前に、自分を獲得しようと思うチームからの打診がなければ移籍実現は望めません。
僕自身も、当時はANGELANAの監督にどう起用するつもりかなどを聞いた上で、獲得したいというチームの人とも接触したりと、プロさながらな経験をすることができました。本当は所属しているチームでいいプレーをしてレギュラーをつかみ取れればいいのですが、簡単ではないし。
とにかく、最後は選手自身が決めなければいけないことなのです。 少し金銭的に安くても、レベルの下がるチームやリーグでの出場が自分にとってプラスなのではないか? 例えばそういう判断をしていかなければならないのですね。
これは、小中学生や高校生のみんなが、次の世代へステップアップするときにも同じことがいえるのではないでしょうか?
それでは、また来週。