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井上 信
イタリア

イタリア通信 ~ジョカトーレ まことの挑戦~

井上 信
1983年生まれ。神戸市出身。中学時に在籍していたクラブチームのイタリア遠征がきっかけでカルチョ(イタリアサッカー)の虜になる。2005年夏の阪南大学在学中にペルージャへ旅立ち、イタリアサッカー協会所属のチームと選手契約を交わした。チームとの契約を代理人なしでやり遂げ、フットサルチームなどでもプレーした後、帰国。現在はフレスカ神戸チームスタッフとして活躍中。

イタリア

■飛行機のぶつかり合い

2009.11.12

Ciao ragazzi.
さて、みなさん調子はどうですか?
僕は、昨季のカンピオナートが終了してから、イタリアとスペインでのバカンスで太り、日本へ帰ってきてからまた太り、そしてようやくトレーニング再開というところで負ってしまったケガにより、またまたトレーニングしない日が続き、今も治療中です(苦笑)。

さて、そんなことはさておき、今日は日本人の苦手とするヘディングについて綴っていこうと思います。

なぜか日本人選手はヘディングシュートが力強くないなと、みなさんも一度は思ったことがありませんか?
海外の選手は、体に関係なく小さい選手でもドスンッ! という力強いヘディングのできる選手がいますよね?

ということで、どんなところから日本人選手とイタリア人選手の違いが生まれているのか少し考えてみたのですが、意外なところから違いを見つけることができました。

ずばり、それは言葉の意味合いなのです。
日本では、ヘディング練習でも試合中でも、その動作のことを、競り合い、または空中戦などと呼ぶことがありますよね。
しかし、イタリアではContrasto aereoと呼ばれており、それを直訳すると、タイトルにあるように『飛行機のぶつかり合い』となります。

どうです?
何か迫力がないですか?
もしも、僕自身が小さいころに指導者から、
「今から飛行機のぶつかり合い10本行くぞ~」
なんていわれたら、本気でボール目掛けてジャンプして、しっかりと強くヘディングができていたかもしれません。少なくとも競り合いという言葉よりは、子供にはイメージしやすいのではないでしょうか?
すごく、単純なことなのですが、もしかするとイタリアでは、このような言葉の使い方をしているから、力強いヘディングシュートにつながっているのではないのかなと思います。

ということで、アナタのチームでも今日から、競り合いの練習ではなくて、
「飛行機のぶつかり合い」
というのはどうでしょうか?

ということで、僕もイタリア人との飛行機のぶつかり合いに負けないように、オフシーズンは日々体作りをしていこうと思います。それではまた来週。

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