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Ciao tutti.
日本の某フットサルチームの練習に、コンディショニング調整も兼ねて参加しているのですが、2週間前にそこで全治1カ月のケガをしてしまい、ただいま治療中。リハビリとして、最近は温泉浴をよく使用しています。実は、イタリアにも温泉施設はたくさんあるのですが、日本とは違い、なんと男女混浴が普通なのです。混浴とはいっても、実はどこの温泉に行っても水着着用ですが……。しかしドイツでは、裸で一緒に入るのだとか。
まぁ、そんな話はさておき、なぜ僕が温泉にリハビリに行くかというと、日本の温泉には筋肉痛や関節痛に非常によく聞く源泉を使ったり、サウナと水風呂の交互浴などなど、リハビリには最適なわけです。それに、足を温めて血流をよくするためにも、温度の少し高めな露天風呂などは実によく効くのです。
一方、イタリアでのお風呂はというと、まず家にお風呂がある家庭がすべてではないし、ほとんどの人がシャワーで済ますのです。僕の友人はジェットバス付きのお風呂を持っているのに、週に2回ほどしかお湯をはってつかることがはないというのです。それに、イタリア人は熱いお湯が大の苦手。僕も練習後に選手みんなで一緒にクラブハウスでシャワーを浴びるのですが、そのときまだ何も知らなかった僕がシャワーを気持ちよく浴びていると、横にいたチームメートが急に『○△×○△×、熱~~~いっ!』と怒鳴って、僕の浴びていたシャワーの蛇口をひねり、水を出して調節し、ぬるま湯にしてしまったのです。
そのときは、なんでこんなぬるいお湯を浴びるのかと思っていましたが、彼だけではなくて他の選手たちもみんな熱いお湯が苦手みたいで、ぬるま湯を浴びていました。そうなのです、イタリア人たちは猫舌ならず、猫肌だったのです。
ということで、そのときにチームメートたちは初めて日本人がイタリア人に比べて熱いお湯を好むことを知ったようで、僕がシャワーを浴びるときはみんな少し離れて浴びているという具合です(苦笑)。
しかし、そんな彼らに、お湯にしっかりとつかって温まり、熱いお湯でシャワーを浴びることによって血行がよくなることを伝えると、何人かの選手は、当初こそ半信半疑でしたが、少し経ったころには、特にケガ明けの選手などが僕と同じように熱いお湯を浴びるようになったのです。新しいことをあまり好まないイタリア人が取り入れるほどなので、よほど気に入ったのでしょうね。
それにしても、イタリア人たちはお風呂に入る習慣がないのにどうやってシャワーだけで疲れをとっているのか、みなさん気になりませんか?
このことをチームメートやイタリア人の友人に聞いてみたのですが、彼らの答えはいたって簡単で、別にシャワーでもいいというだけ。やはり習慣の違いというものはそう簡単には変えることができないらしく、慣れていれば何でもいいということなのですね。それに、カルチョの疲れを癒すのは、AMORE(愛)だとみんな口をそろえていっていました。練習後に大好きな人や大事な人、家族と会えることがいちばんの癒しだというわけです。このあたりは、さすがにイタリア人というか、本当に人とのつながりが深い彼らならではの答えだと思いました。
ということで、僕は温泉に大事な人と行けば最高ではないかと思いましたが、よくよく考えれば僕の行きつけの温泉は男女別なので、それはイタリアへ戻ったときに実現しようと思いました。みなさんも、何か特別な練習後の癒しは、ありますか? |