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Ciao tutti
先日、実家のテレビでニュース番組を見ていると、【またも伊首相が失言】なる見出しが。イタリアのベルルスコーニ首相が、アメリカのオバマ大統領に対して、「彼は夫人と一緒に日焼けしに行っている」などといったことをいっていたみたいですが、イタリアではああいった冗談が普通に会話される国なのです。日本などから見ると、人種差別につながるような失言になってしまうのでしょうが、イタリアでは失言どころか、「こいつうまいこというなぁ」と思われ、人気上昇につながるかもしれません。ちなみに、ベルルスコーニ首相は元々ACミランの会長で、サッカーとは関係の強い人、すなわちカルチョ出身の人間なので、多少の汚い言葉は普段から使い慣れていて、そこまで問題視することではないという見方が、イタリアでは強いようです。
さて、そんなイタリアの国民性というか、カルチョを取り巻く人間の言葉の重要性。本当に日本では考えられないような言葉が、ファンタジーを含み、イタリアでは普通に出てきます。
今回のコラムタイトルの『Mmmmm,Troppo buono!』ですが、これはヨーグルトのCMで使われた1フレーズなのです。そのCMに出演しているのが、今季インテルと並んで優勝争いの一角であるユベントスの、チーロ・フェッラーラ監督なのです。このフレーズの意味は、ヨーグルトを食べての一言で、「上品な味だ」「とても美味しい」などという意味になります。満面の笑みで、このフレーズをいい、美味しそうにヨーグルトを食べるフェッラーラ監督。リーグ戦が終わったときにも同じような笑顔でいられるかどうか。今季もセリエAの優勝候補筆頭はインテルなのです。
さて、12月5日に行われるユーべvsインテルのイタリアダービー。イタリアではすでにいろいろと憶測が飛び交い、ちまたのBarではいろんな話がすでに出始めていて、インテリスタとユベンティーノは、毎日のように口撃し合っているようです(苦笑)。
そんな中、よくいわれるのがインテルのモウリーニョ監督とフェッラーラ監督の比較。
世間的に、Cattivo(以前のコラムを参照)といわれるモウリーニョに対して、フェッラーラはTroppobuono(トロッポブォーノ)と呼ばれているのです。そうなのです、フェッラーラは監督としてだけでなく、カルチョの人間としては人がよすぎるといわれているのです。ブォーノとは、日本でもよく耳にするイタリア語ですが、美味しいという表現以外にも人の性格を表すときにも使われ、カルチョではよくおとなしすぎる選手や監督に対して使われるのです。
つまり、インテリスタたちはヨーグルトのCMに出演中のフェッラーラ監督を皮肉り、Troppobuonoだから、監督として未熟だというわけです。
ちなみに、インテルのモウリーニョ監督は、チェルシー時代からメディアを駆使していろんな人々に口撃を繰り返ししていたほどのCattivoなのですが、イタリアカルチョではそれも必要とされる要素なのです。
さて、今後のインテルとユベントスのイタリアダービーですが、試合以外のところでも楽しみが増えそうですね。選手には、しっかりとグラウンドの中で戦ってもらいたいものですね。ちなみに、日本の監督で、CattivoとBuonoは誰に当たるんでしょうかね?
それでは、また来週。 |