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井上 信
イタリア

イタリア通信 ~ジョカトーレ まことの挑戦~

井上 信
1983年生まれ。神戸市出身。中学時に在籍していたクラブチームのイタリア遠征がきっかけでカルチョ(イタリアサッカー)の虜になる。2005年夏の阪南大学在学中にペルージャへ旅立ち、イタリアサッカー協会所属のチームと選手契約を交わした。チームとの契約を代理人なしでやり遂げ、フットサルチームなどでもプレーした後、帰国。現在はフレスカ神戸チームスタッフとして活躍中。

イタリア

■アッラ・テデスカ

2009.1.30

Come va?(コメ ヴァ?)
ということで、みなさん調子はどうでしょうか?
僕たち、S.ERMINIOはアウェーにて、首位を走るチームに0-3と完敗しました。やはり、戦術的な差を含めた総合力の差を感じましたね。今週はホームで前半戦引き分けたチームとの試合なので、確実に勝って昇格争いにとどまりたいですね。

さて、今日はイタリアのサッカー少年なら誰もが経験した遊び【Alla tedesca(アッラ・テデスカ)】を紹介したいと思います。

アッラ・テデスカとは直訳すると、~のドイツ風、つまりドイツゲームという意味になります。
では、このドイツゲームとは一体どんな遊びかというと、練習時間前にグラウンドに出てきた子供たちがボール1つで遊べるゲームなのです。ゴール前に次々と練習の用意をし終えた子供たちが集まってきて、『ドイツゲームしようぜ!』と誰からともなく始まるこのゲーム。
要は、GKとセンタリングをあげる人を決めたら、あとの選手は全員FWという単純な遊び。ミスした選手がGKと交代。決めればそのまま永遠にという、いたってシンプルなゲームなのです。

さて、もうお分かりかもしれませんが、ドイツゲームとはイタリアの少年たちが名付けた、ドイツサッカーのイメージそのもののゲームの名前なのです。まぁイタリアの子供から見れば、ドイツサッカーはゴール前にボールをやみくもにあげて、競り勝ってヘディングで突き刺すというイメージなのでしょう。

実際に、日本でもドイツのサッカーといえば、そのようなイメージを持ちませんか?
だからといって、ドイツゲームなんてネーミングは到底考えそうにもないですが、やはりイタリアの子供たちはそういった言葉に対するユーモアがあるなー、とまた感心しました。

みなさんも、ドイツゲームに続く何かを考えて、練習前に遊んでみてはいかがでしょうか?案外、面白くて効率的なサッカー向上への道につながるかもしれませんよ。

それではまた来週。Buon fine settimana.

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