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Ciao tutti!!!
前回のコラムを書いたときは、「来週には移籍先が決定しているだろう」と報告させてもらいましたが、実はいまだに契約先が決まっていないのです。今日は、僕の移籍の件について話そうと思います。
“契約・移籍”などという言葉を聞くと、プロ選手であるという雰囲気が感じられるでしょうか?
しかし、実際に私が所属していたANGELANAとうチームは、イタリアではセリエAから数えて7部に相当していたのです。日本のリーグ構成は、J1、J2があり、JFL、そして地域リーグがあって、その下に都道府県リーグという感じでしょうか? それに当てはめると、イタリア7部は都道府県の2部ぐらいにあたります。
そんな中でも、一カ月に20万以上の給料を稼ぐ選手がいるのですから、イタリアのセミプロやアマチュアの組織がどれほどサッカーに力を注いでいるのかがおわかりいただけるでしょう。
さて、僕は今回、上位リーグ昇格を果たした選手の一員という位置にいます。しかし、レギュラーで出場した試合は最初の7試合ほど。残りのリーグ23試合は出たり出なかったりでリーグを終えました。
ここがいちばん、僕の今回の移籍が難航している原因になっています。
各チームのスカウティングが、どの段階で来季のチーム構成を始めるか?
それは、リーグ終盤や、リーグ終了後のプレーオフの時期です。つまり、その時期での出場時間が短かった僕は、スカウティングの目に留まりにくいということになるのです。(その短い出場時間で得点でも決めていれば、テレビで得点シーンは流れるし、翌日の新聞で名前が大きく載るので話は変わりますが)
このような状況下で、リーグ終盤前に興味を持ってくれたチームは、僕よりももっと若い選手(つまりは、給料の安い選手)への獲得にアイデアを変えていくのです。現に、セリエEからの誘いが一つあったのですが、金銭面での折り合いがつかずに移籍がなしになりました。
僕は今年で25歳になりますが、正直、イタリアサッカー界では25歳となると、そのシーズンで結果を出さないと移籍するのは難しいのです。よほどまとまったお金のあるチームでない限り、その年齢にあった給料を確保できないから、少し経験がなく質が落ちても、将来のある若い選手を安いお金で買うわけです。
そうです。セミプロといってもイタリアでは町の誇りであり、シンボルであるので、常に結果を求められているのです。プロ同様の厳しさが会社的にも選手に対してもそこには存在するのです。
2回目にして、初めて移籍の重みを感じています。それに、改めてカルチョの圧倒的な強さの根元を見ている気がします。しかし、とにもかくにも、みなさんにいい報告ができるように頑張ろうと思います。それではまた来週。 |