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Column コラム

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井上 信
イタリア

イタリア通信 ~ジョカトーレ まことの挑戦~

井上 信
1983年生まれ。神戸市出身。中学時に在籍していたクラブチームのイタリア遠征がきっかけでカルチョ(イタリアサッカー)の虜になる。2005年夏の阪南大学在学中にペルージャへ旅立ち、イタリアサッカー協会所属のチームと選手契約を交わした。チームとの契約を代理人なしでやり遂げ、フットサルチームなどでもプレーした後、帰国。現在はフレスカ神戸チームスタッフとして活躍中。

イタリア

■ファンタジスタと、トレッカンテ

2008.4.19

Ciao tutti!!!

さて、僕たちANGELANAは、先週の日曜日にアウエーでSPELLOに負けてしまい、ついに首位陥落。といっても1ポイント差で首位のNESTORに続いていますし、今週の日曜日はそのNESTORとのホームでの1戦。これに勝てば首位に返り咲き、残すは最終節のみとなります。残り2試合、連勝して昇格できればいいですね。

さて今日のお話は、トレッカンテ(Treccante)について。

これもまた、以前に書いたファンタジスタの話と同じで、イタリアのマスコミが作った造語です。イタリア語で、FW(アタッカンテ)と、トップ下(トレクアルティスタ)をミックスさせたものになります。ですが、ファンタジスタとの違いはいったい何なのだろう……と、僕と同じように思った人も多いはず。

「ファンタジスタ」という言葉はもともと、イタリアのマスコミがロベルト・バッジョのプレーぶりを見て、彼にふさわしい言葉はファンタジスタだと造語を作ったわけですが、今回も同様に「トレッカンテ」という造語を作りました。

これはイタリアのカルチョ番組で、ミランの来季の移籍メルカートについて語っているときにできた言葉。『ミランに3人のトレッカンテが必要か?』というテーマで、カカ、パト、ロナウジーニョの使い方を議論していたんです。

でも、この3人ってプレースタイルが少しずつ違うと思いません?

ロナウジーニョはどちらかというと、バッジョタイプのファンタジスタ。パトは、シェフチェンコタイプで、どちらかというとFWの選手。あえていうなれば、カカがトレッカンテにいちばん近い選手ではと思います。

カカは、点も取れるし、トップ下の仕事もこなせる。何より、「走る」ことのできる選手だと思うのです。

そう。このトレッカンテという言葉のキーワードになっているのが、この「走れる」選手かどうかということ。

最近のチャンピオンズリーグを見ていると、走れるチームが勝っているように思える。特にイングランド勢のフットボールを見ていると、その展開の速さに、正直、衝撃を受ける。イタリアでいえば、ローマやユベントス、インテルにフィオレンティーナがこの「走れる」選手をそろえていて、ダイナミックなカルチョを展開してくれています。

そんな現代に生まれた、トレッカンテと呼ばれる選手。

今後、トレッカンテこそが、世界のサッカーを引っ張っていく存在になるかもしれません。僕もANGELANAで似たような仕事を要求されているので、「走れる」選手になるためにもしっかりとしたカラダ作りをしていきたいと思う。

それではみなさんも、良いトレーニングを!!!

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