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Ciao tutti!!!
今週も無敵のホームで2-1と勝利し、僕自身も残り10分だけですが、出場して貢献することができました。チームはいい状態を保っています。次節は3位のSPOLETOとの試合。前半戦で唯一、ホームで負けを喫した相手なので、今回はアウエーですがきっちりとリベンジを果たしたいです。
今日のメインは、サンプドリアに所属するカッサーノ選手にまつわる話なのですが、その前に少し僕のことを。
先週の初めにチームの会長に呼ばれて、急遽(きゅうきょ)ですが99年生まれのANGELANAの選手たちの監督を任されることになりました。そして、早速金曜日に初練習、日曜日にはカンピオナートで月曜日にはカップ戦がありました。
このチーム、実は僕が監督する前は負け続きだったのですが、日曜日、そして月曜日と2試合連続勝利して、チーム関係者を驚かせました。僕が特別変わった練習をしたわけではないのですが、一つだけ大事にしていることがあります。それは、『教育・しつけ』という日本では当たり前のことです。
例えば、人の話を聞くことにしてもそうだけれど、当たり前のことをしつけていくという作業を大事にしています。それはなぜかというと、いくらプレーの質が高い選手でも、すぐに集中力を失ってキレてしまうような人間に育ってしまっては困るからです。確かにイタリアでは、個性(試合中に声を出せるなどの特徴)のある選手が上のレベルへいけるといいますが、最低限のルールを守れない選手は頂点まで登れません。
今週のセリエAを振り返ってみてわかるように、サンプドリアのカッサーノ選手は無駄なおしゃべりで退場処分を受けました。彼は今回が初めてではなく、レアル・マドリードにいたときもローマでプレーしていたときも、ゴールパフォーマンスでコーナーフラッグを蹴り倒したりと、紳士的とは言い難いプレーをしてきました。そのたびに、退場処分を受けて翌週はベンチ外と、監督としてもチームとしても悩みの種になっています。今回なんて、ここ数試合調子が良くて、代表にも召集されていたかもしれないのに、そのチャンスを自分で棒に振ってしまったわけです。
翌日の新聞では、『Cassanata』という見出しでカッサーノのその振る舞いについて、『カッサーノする』という造語を作り、皮肉っていました。もはやイタリアのサッカーファンの間でカッサーノは問題児扱いになってしまっているのです。もちろん、それが代表選考にも関係してくるかはわかりませんが、少なくともドナドーニ監督へのアピールできるチャンスが減るのは確かです。
カッサーノを例にして述べましたが、他にもチームや監督・審判との関係を悪化させて状況を悪くする選手がたくさんいます。彼らがカルチョのイメージを悪くするし、子供たちもそのプレーを見ています。選手である前に、一人の人間として成長してもらわないと困りますね。
ということで、僕はカッサーノしたくないし、カッサーノする選手を育成しないように気をつけます。 |