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井上 信
イタリア

イタリア通信 ~ジョカトーレ まことの挑戦~

井上 信
1983年生まれ。神戸市出身。中学時に在籍していたクラブチームのイタリア遠征がきっかけでカルチョ(イタリアサッカー)の虜になる。2005年夏の阪南大学在学中にペルージャへ旅立ち、イタリアサッカー協会所属のチームと選手契約を交わした。チームとの契約を代理人なしでやり遂げ、フットサルチームなどでもプレーした後、帰国。現在はフレスカ神戸チームスタッフとして活躍中。

イタリア

■初得点 ~COPPA ITALIA~

2007.9.22

Ciao tutti!!!
今日は、9月16日に行われたコッパイタリアについて。

コッパイタリアとは、日本でいえば天皇杯のようなもので、カップ戦のことである。違うところは、セミプロのレベルになると、各カテゴリーごとでカップ戦を行うことになる。それもこの時期、リーグ戦の始まりと重なるので、たいていのチームがそこまで重要視していない。つまりは、勝ちにきていないのである。とはいえ負けたくないので、ある程度の力で勝負するところはするけれど。

各チームにとっての1年の始まりの試合でもあり、新シーズンを迎えての初の公式戦の場になるので、各新聞に結果が載ったり、記事が掲載される。そういった意味でも頑張らなければいけない。

そんな状況の中、僕は予選の最初の試合をケガで欠場して、2戦目に初スタメン。
そして、この前の9月16日は3戦目。

この試合に大量得点で勝ち、1位のチームが負ければ決勝トーナメント進出の可能性があったので、試合前からミーティングをしっかりとして、僕たちANGELANAは試合に臨んだ。

この日、僕は4-4-1-1の右サイドハーフとして出場。前半開始からボールを触る回数が多くて、すぐに試合のリズムに乗っていけたこともあり、消える時間帯も少なくプレーできていた。すると前半8分に、僕のディフェンスから逆サイドへ展開し、その折り返しをボンベル(チームのエースのこと)が押し込み先制。

その5分後に、待ちに待った瞬間がやってきた。
右サイドで前にボールを運んでいた僕らが、コーナー付近でのスローインを獲得。そこからのスローインを僕がペナルティーエリアとゴールエリアの間に受けに入り、マークにきていた相手の体を利用して反転。さらにカバーにきた相手DFより先にボールを右足ツマ先で触り、落ちてきたところを左足でシュート。
DFの体に当たり、コースが変わってGKの届かないところにいき、ゴール。

ANGELANAに入って、公式戦2試合目での初ゴール。決まった瞬間にガッツポーズをして、その後は……もうチームメート全員が僕のところへ祝福にやってくる。祝福というか、ほんまにボコボコにされた(苦笑)。

昨年のチームでも、初ゴールのときはこんな感じだったかな。イタリアでプレーして3年目だけど、イタリアでプレーがしたいなら、このゴールを早く決めないといけない。

ゴールすることによって、チームメートの信頼を得ることができるし、監督にもアピールできる。ゴールには言葉もいらないしね。何よりも翌日からのチーム関係者を含めて周りの環境がガラッと変わるのだ。得点を決めた翌日には、あなたもボンベルBOMBERと呼んでもらえるだろう。

ということで、これで僕もチームの一員になることができたかな。9月23日からは長い長いリーグ戦が始まるから、そこでも早くゴールを記録してチームの原動力になりたい。

イタリアで、ゴールを決める。その喜びや感覚は、決めた人にしかわからないと思うけど、イタリアでプレーする上ではいちばん重要なことだ。ということで、もっともっとゴールに貪欲になろう!!!

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