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この数年間、ボスマン判決、テレビ放映などにより、巨額の資金が動くようになった。また、観客動員数の増加やスタジアムの老朽化による移転、スタジアム建設、安全上の問題によるテラス席(立見席)の廃止など、イングランドのフットボールを取り巻く環境は姿を大きく変えています。
「土曜日の午後3時にキックオフ」が長い間の伝統でしたが、10月6日、7日の週末に行われるプレミアの試合で、土曜日の3時キックオフの試合はアストン・ビラ対ウェスト・ハムのわずか1試合のみ。UEFAカップやテレビ放映の関係なのですが、試合の日程が発表されたときに1試合だけという事実に多くの人がショックを受けました。
私自身、10年ぐらい前は見ることができる試合数が限られていたけれど、最近は1日に2試合をはしごができるなど、1週間で何試合も観戦できるので便利だなと思っていました。ですが、そんなのんきに考えていてはいけないと、さすがに寂しく感じました。
それは多くのサポーターが感じていることらしく、イングリッシュ・フットボールの象徴ともいえる「土曜日の3時キックオフ」が伝統として今後も続くように訴えていく一方で、テレビの放送権による収入が現在のプレミアシップ、また下部リーグを支えていることも理解しなければいけない状況です。
そしてその収入源が選手や監督の年俸を支えているのも事実。アーセナルのベンゲル監督は、2010年までの契約更新での週給は7万5千ポンド。日本円にして約1700万円になります。これはアーセナルではウィリアム・ギャラスの8万ポンド(約1800万円)に次ぐ2番目の高給です。
ところで、サッカーの兄弟ともいえるラグビーのワールドカップが9月7日からフランスで始まりました。不思議なのはフランス開催といいながら、ウェールズやスコットランドでも部分開催されること……。イングランドでは当然大人気スポーツで、ラグビー選手とサッカー選手も交流があるようです。前回大会はイングランドが優勝したのですが、クライブ・ウッドワード監督はその後、サッカー、ポーツマスの監督に就任がうわさされたこともあるほど、サッカー指導者への転身を考えている人のようです。ルールが難しいといわれていますが、わからなくても、楽しむことができるスポーツなので、ぜひ見てみてはどうでしょうか!? |