|
世界中を驚かせたマラドーナのアルゼンチン代表監督就任のニュース。
先日のコーチングスクール、戦術の授業でも講師であるハビエル・イルレタ監督がとっても面白いことをいっていました。同監督は毎日少なくとも4紙のスポーツ新聞に目を通し、さらにインターネット、テレビでも常にサッカーを追いかけています。
そこで見つけてきた面白い記事を授業前に紹介してくれるのです。
「マラドーナが選手としてやっていたプレーは誰にもマネできないし、第一できない。世界のスーパースターの一人であることは間違いない。
だからこそ彼は『Dios(ディオス)=神』だといわれていたし、確かに彼のプレーは神がかり的なものばかりだったわけだ。
でも、監督になった今回を見てみろ。彼がやることなすことすべて見えるし、今度は誰でも批判できてしまう。なんでこうしないんだ。それは違う……なんてね。
例えばメッシを練習試合に召集するかしないか、誰々を使うか使わないかは誰にでも意見することができるはずだ。
なので、新聞に『監督という職業は人間化してしまう』という表現が使われていた。
もっというと監督は時に、人間どころかそれ以下の扱いを受けることがあるんだけどね……(笑)
マラドーナは選手時代は神様だったけど、監督をやることによって彼の判断が公にさらされ、さらに批判を受けることになる。だって、選手時代のマラドーナのプレーを批判することなんてできないわけだから」
と話をしていました。
なるほど。選手と監督というのは全く違うわけですしね。
神が人間に。
人間マラドーナはどんな代表チームを作ってくれるのでしょうか。
楽しみでもあります。
ちなみに先日そのマラドーナはマドリードで行われたレアル・マドリードvsユベントスを観戦。
その様子が度々テレビに映し出されたのですが、なんとレアル・マドリードの思わしくない戦いぶりにしびれを切らしたのか、それともお目当てだったイグアインが出てなかったからなのか、
VIP席で立ち上がって「ピピータ(イグアインの愛称)を出せ!!」と叫んでいました。
隣にいたビラルドとこそこそ「ここでイグアインを出すべきだよな」と意見として話をするのなら分かりますが、まるで一観客(しかもかなり熱狂的な)と全く同じような振る舞い。
一国の代表監督の言動ではないような……さすがマラドーナです。 |