|
一度決まった新シーズンの去就ですが、エリッ監督がアスレチック・ビルバオに引き抜かれたことにより、再び白紙に戻ってしまったことは以前のコラム(第59回)で書きました。
あれから1カ月以上が過ぎましたが、新シーズンに向けて新たな展開になりましたのでご報告したいと思います。
新シーズン(2008-09)は、
バラカルド(スペインリーグ2部B/注)のスカウト兼ビデオ係
および、
サントゥチュ Infantil A(13歳)監督
をすることになりました。
注)2部Bとはスペインリーグ1部、2部Aの下にあるカテゴリーで実質3部のことです。
オフシーズンに、バラカルド(第56回に登場したクラブです)の新監督に僕の知り合いであるアルベルト監督が就任することが決まり、その彼から「もしよかったらスカウティングの手伝いをしてくれないか?」とオファーをいただきました。アルベルト監督についてはまた追々書いていきたいと思いますが、これから何度も登場することになる僕の師匠です(師匠が一杯いるんです。すいません)。
初めて本格的に大人のチームに関わることになります。おまけにスペインリーグ2部Bのチームだなんて……ほとんどプロです。僕にとってはまるで夢のような世界。
僕はビデオを撮って編集したり、監督達が見に行けないときに対戦相手の試合を見に行って報告することが中心となるのですが、その仕事の責任の重さを感じています。どこまで分析できて、きちんと質の高い情報を監督に伝えることができるのか?心配でもあります。
とはいえ、本当にありがたいオファーであり一生懸命やらせてもらいたいと思います。
それだけではなく、僕自身の勉強としてチームの遠征帯同、練習、試合時もグラウンド、ロッカールームに出入り自由という許可ももらいました。
つまり正式にクラブスタッフとして認めてもらったのです。
現在プレシーズン中で毎日練習に帯同させてもらい、チーム作りの様子を見学させてもらっていますが、「大人のサッカーの世界って育成とは全然違うんだな」と日々驚きの連続です。
これまで想像の世界でしかなかった大人のサッカーの世界が現実として目の前に広がっている。
本当にありがたい貴重な経験をさせてもらっており、僕一人でそれを抱えておくのは非常にもったいないと思いますし、できる限り皆さんにご紹介できればと思います。 |