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倉本 和昌 1982年5月19日生まれ。広島県出身。中学生時代に選手としての限界に気づき、指導者になろうと決意する。高校卒業後、アルバイト期間を経てバルセロナへ。 2006-2007シーズンより、バスク人のみで構成されるアスレティック・ビルバオの育成部コーチに。さらに地元のチーム(U-12)で監督を務めている。スペイン公認コーチングライセンス中級取得。 「Entrenador」は指導者の意。
その選手は豚か?鶏か?
初めてこの話を聞いたのはバルセロナでのコーチングスクール、レベル2の心理学の授業でした。かれこれ3年前でしょうか?今でも鮮明に覚えていることなのでご紹介したいと思います。
先生によるとサッカー選手のタイプは大きく分けて2つあると。 豚タイプか?鶏タイプか?
以下、先生の話。
「皆さん、ベーコンは何でできているか知っていますか? そう、豚肉が主に使われています。つまり豚はベーコンを作るために自分の身を削ります。ここでいう豚タイプの選手というのは、そのように自己犠牲できるタイプのことです。
では、鶏タイプとは? 鶏は何を産みますか?そう。たまご。 しかし、毎朝たまごをポンっと産んで終わり。豚のように自分の身を痛めることはありません。つまり、ささやかな犠牲しかチームに払わない選手のことです。」
ここで先生は「全選手豚タイプであれば問題ないですが、そうもいかないのがこの世の中。必ず豚タイプも鶏タイプの選手もいます。あなたたち指導者は自分の選手たちがどういうタイプなのか把握しておく必要があるということです。決して鶏タイプが悪いわけじゃない。彼らはそういう性格なのですから」といっていました。
僕はてっきり「選手全員豚タイプにならないと(もしくは、しないと)だめだ!」というのかと思いましたが……。そんな自己犠牲精神全員が持てるわけないだろうというラテン的考えでした。確かにいわれてみればそうですね。
そして先生は最後に面白い一言を発します。
とある日本でも超有名な某選手を指して「でも、その鶏が金のたまごを産むなら誰も文句いえないだろうけど……」とスマイル。
現在もバルセロナにいる金のたまごを産む選手。(噂ですが)連日の夜遊びや練習不参加(ケガが原因??)によって批判を受けているあの選手。
皆さん誰のことかすぐわかりますよね?