|
先週に引き続き、育成組織について説明をしていきたいと思います。Juvenil年代を除くほかのカテゴリーは2才ごとに分けられていることを書きましたが、さらに各カテゴリーで1部、2部、3部と振り分けがされており、その中で当然、昇格、降格があります。
ここで、僕が来シーズン指導することになるチームを例に、どのような構成になっているか説明したいと思います。
チーム名 Santutxu Infantil A(13才)
Infantilカテゴリー(12~13才)
1、Preferente(1グループ)
2、Primera division(2グループ)
3、Segunda division(6グループ)
と分かれており、1グループ16チームで構成されています。僕のチームはいちばん上のPreferenteに属するチームです。そしてSantutxu Infantil B(12才)はその下のPrimera divisionに属しています。
ちなみにPreferente(プレフェレンテ)というのは「優秀」という意味で、他の地域や年齢が上のカテゴリーでは、このPreferenteの上にDivision de Honor (ディビシオン デ オノール)=「名誉なリーグ」とユニークな名前がついているところもあります。
地域によってリーグの名称が若干違うことがありますが、1部、2部と単純に名前をつけるより、Preferente(実質1部)があって、その次にPrimera division(直訳すると1部)がくるほうが響きがいいですね。Primeraと名前は「1部リーグ」ですが、実質は2部になるというわけです(ややこしいですね)。
これがすべてのカテゴリーで構成されており、JuvenilもCadeteもそれぞれ1部、2部、3部、4部と細かく分けられているんです(チーム数が多い地域では5部まであるところも)。
そのシステムの素晴らしいところは、「実力があればどんどん上へ。しかし、そうでなくても実力に見合ったところでプレーできる」ということ。
サッカーをプレーしている全員が、プロになるためにしているのではないと思います。このシステムだと、実力が認められると上のカテゴリーやレベルの高いチームでプレーできますが、そうでない選手も公式戦を楽しめます。
エリートを育成することもできるし、そうでない選手達の受け皿もしっかりしているというわけです。
そこで頑張れば、再び上に行くことができる。
おまけにそのリーグ戦では、大体実力が同じくらいのチームが集まっているわけですから、「どこが優勝するのか?」「どこが残留するのか?」毎週末、順位を気にし、結果に一喜一憂するわけです。その中で自然に選手として、もまれていくという感じですね。それが1部だろうが、4部だろうが戦っている選手達は関係なく競争することができます。
まるでプロと同じようなサイクルが子供のうちから体験できるわけです。
|