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ギックリ腰になってから1カ月が経過。今回は回復が非常に遅かったので、整形外科にも行ってみた。レントゲンを持参したが、「それではよくわからない。×××××を撮ってきなさい」といわれた。××××とは耳にしたことのない単語だったので、「何を撮るんですか」と聞くと、「レソナンシア・マグネティカ」だという。医学用語など日常では使わないので、知らない単語がやたら出てくる。「それはなんですか」と重ねて聞くと、ドクターもちゃんと説明するのが面倒なのか、「レントゲンの高度なものだ」と答えた。となると、CTスキャンかMRIだろう。レソナンシア・マグネティカの頭文字はMRなので、どうやらMRIっぽい。しかし、MRIはトモグラフィアだったはず。これは、3月に日本で脳のMRIを撮った話をするために覚えた。辞書を引いても載っていないので、結局CTかMRIかはっきりしないままとなった。
そのはっきりしない検査を行うのは別の場所。大きな総合病院は自前の検査室をもっているが、中規模以下の病院の場合、検査は専門の外部施設で行う。しかし検査施設が少ないらしく、予約を取るのが大変。ホルヘのアミーゴがヒザの検査をしたときは、夜中の1時だったという。「別の時間はないのか」と聞くと、「翌日の午前3時なら空いてます」といわれたそうだ。このように、24時間態勢で検査しているところもあるほど、患者数に対して施設が不足している。ホルヘの予約が取れたのは10日後で、結果が出るのはその1週間後。そこでは結果を渡されるだけで、診断にはまた予約を取って病院へ行かねばならない。つまり、初診から再診まで20日もかかることになる。これだと、再診までに自然治癒してしまう。と思っていたのだが、1カ月たった今もまだ具合が悪い。すでに結果は受け取り、後日、病院へ行くことになっている。したがって検査の結果はまだ不明だが、レソナンシア・マグネティカがCTスキャンであることは判明した。
初診のときのドクターの話によると、ホルヘの腰には椎間板ヘルニアの疑いがあるらしい。そして、「細い管を2本入れて治療する、新しい手術法が開発された」と言い出し、「しかしその方法の適応症状は約30パーセントしかない。30パーセントに入っていればいいね」と、椎間板ヘルニア確定みたいなことをいう。どうやら、その新しい手術をしたくてしょうがないようだ。椎間板ヘルニアは、腰痛やギックリ腰患者の一部分にすぎない。そしてその中の30パーセントにしか新手術が行えないのだから、整形外科のドクターといえども、それほど出会う機会がないのかもしれない。そういう状況は理解できるが、露骨に期待されるのは嫌なものだ。
6~7年前だったと思うが、1年の間に2回ギックリ腰になったことがある。こんなペースで起こってはたまらない。そこで、日本の病院で手術の相談をした。そのときはレントゲンだけの診断で、「若干スベリ症気味だが、たいしたことはない。現在手術の必要はないし、腰の手術というのは、成功しても治癒率が低い。つまり手術しても期待どおりに治らないケースが多いので、あまり勧められない」といわれた。その言葉に従っていたのだが、医学の進歩は速い。新手術を行える患者が30パーセンということは、手術して治るかどうかが事前にわかるということだ。椎間板ヘルニアに関しては、以前のように、切ったけど治らないという無駄な手術をしなくてすむ。それなら、ここで30パーセントの中に入ったほうが得なのではないかと思うようになった。だって、手術して治るなら、もうギックリ腰に悩まされなくて済むではないか。
アルゼンチン後期リーグは、アルヘンティノスが勝ち点38、エストゥディアンテスが37で最終節を迎えた。両者がともにアウェーに乗り込んだアルヘンティノスvsウラカン、エストゥディアンテスvsコロンは同時刻に開始された。エストゥディアンテスはFWボセリが大爆発。ここまでパレルモらと10得点で並んでいたが、ハットトリックを決めて単独1位となった。試合は4-1で大勝。一方のアルヘンティノスは、先制するも追加点がなかなか生まれない。追いつかれれば優勝はエストゥディアンテスのものとなる。ウラカンが10人となってやっと2点目が入れたのもつかの間、さらに退場者を出して9人のウラカンに1点を返され最後までわからなくなった。しかしこのまま終了し、84年のリーガ・メトロポリターナ、85年のナシオナル大会(全国選手権)以来の優勝を飾った。 |