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コパ・リベルタドーレスのグループリーグがスタートした。今年の本命は、創立100周年を優勝で飾ろうと、ロナウドやロベルト・カルロスの元ブラジル代表をそろえたコリンチャンス。さらにサンパウロFC、グレミオ、フラメンゴ、インテルナシオナルのブラジル勢がそれに続く。なにしろ今回は、ライバルのアルゼンチン勢の顔ぶれが軽い。ボカとリーベルを含め、5大クラブと呼ばれるところがひとつも出ていないのだ。昨年王者のエストゥディアンテスもレベルダウンしており、骨のありそうなのはベレスだけ。ブラジル勢にとっては、5チーム参加のメキシコ勢のほうがやっかいだろう。
例年メキシコからは3チームだが、今年は特別に5チームが参加している。これは、新型インフルエンザの影響。昨年、メキシコのサンルイスとグアダラハラはベスト8に進出したが、国内で新型インフルエンザが猛威を振るっていたため、対戦相手がアウェーでの試合を拒否した。南米サッカー連盟もこれを認め、中立地での試合などを模索。しかし解決できず、メキシコの2チームは辞退に追い込まれた。この穴埋めとして、今年は特別招待ということになった。しかも、グループリーグ免除でベスト16から出場という有利な条件。ひょっとすると、メキシコ勢の初優勝があるかもしれない。しかし穴党のホルヘが注目しているのは、チリのコロコロとパラグアイのリベルタ。一昨年は大穴のリーガ、昨年もノーマークのエストゥディアンテスだった。二度あることは三度あるか。
アルゼンチンリーグも開幕したが、ボカとリーベルはともに1勝1分け1敗とさえないスタート。しかしこれは予想できたこと。ボカはプレシーズンマッチでも成績が悪く、3連戦で10失点を喫した。これでバシーレ監督が辞任したが、問題は後任監督人事。新監督に就任したのは、ユース監督から昇格したアルベス。ボカのようなビッグクラブが、シーズン途中でもないのに内部昇格させるのは珍しい。これは、来季から別の監督を呼ぶ構想があるからだ。クラブ首脳は、元ボカのスター選手だったギジェルモ・バロスケロットをいずれ監督に据えようと考えていた。本人もその気は大いにあるが、アメリカのコロンバスの現役選手なので、今回の就任は不可能だった。そこで、今季で引退して来季から監督というシナリオができた。となると、ワンポイントに大物監督を呼ぶわけにいかず、アルベスが引き上げられた。彼にしても世に出るビッグチャンス。これをステップに1部リーグの監督として売り出したい。しかし選手にすれば、今季だけでいなくなる監督は重みがない。大物選手が多いボカをまとめられないのは目に見えている。リーベルは、攻撃の中心ブオナノッテが交通事故で大ケガ。不振続くチームにあって一人気をはき、チームリーダー的な存在に育っていただけに、彼が欠ける影響は大きい。
サッカーシーズンの到来は、南米に限ったことではない。ホルヘのチームが所属する杉並リーグも開幕した。今季から2部に降格したわがチームの目標は、当然ながら1シーズンでの1部復帰。しかし初戦の相手も昨季までは1部で、しかも南米サッカー留学帰りの選手が新加入している。この南米帰りは、アルゼンチンとコロンビアで計5年くらいプレーして、先ごろ帰国した。ホルヘは、彼のことを小学生のときから知っており、留学先の紹介もしている。したがって本来はうちに入るはずだったのだが、手違いで他のチームに行ってしまった。しかもそれがライバルチームなのだから、俊輔をエスパニョールに取られたマリノスよりダメージが大きい。結局、この試合は1-2で敗れた。
第2戦は2月11日。禁酒中のうえ、ジョギングも続けているホルヘは体調万全。初戦は相手が強かったため前半15分で退いたが、第2戦は少なくとも前半終了までプレーしたい。幸いなことに、試合の3日前にストライカーDXのフットサルに呼ばれた。メンバーは編集部員や関係者。いいタイミングで適度な実戦トレーニングができると喜んでいたが、またしてもここで負傷してしまう。まずは、右足親指の先端をカメラマンのR氏に蹴られた。指1本にピンポイントで当たったので、かなりの衝撃と痛みが走る。しかし、しばらくたつと痛みは薄れ、「大丈夫かな」と思いゲームに復帰。すると、すぐに絶好のパスが来た。少し距離があったが、足が痛いので無理にドリブルをせず、フットサルならではの強烈トーキックシュートをお見舞いした。蹴ると同時に、「アッ、いかん。痛めていたのは指先だった」と気がついたが後の祭り。これがトドメとなった。見事な自爆である。翌日医者に診せると、「骨折やヒビまでいってないが、骨の表面(骨膜)に傷がついた状態」とのこと。さらに、「明後日の試合? そんなの無理です」と引導を渡され、「トーキックしなければ大丈夫だったのにねー。ハッハッハ」とバカにされた。無念! |