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道言 栄太
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ポルトガル通信
~me sinto o português futebol~

道言 栄太
鹿屋体育大学在学中。18歳のときから指導を始める。常に“世界で活躍できる指導者”を目標に掲げ活動し、早10年目。これまでキッズから大学生まで幅広い年代の指導に携わる。その中で目標を達成するために必要だと感じたのが他の指導者との差別化である。過去には、1年間のイタリア留学の経験がある。今回のポルトガル留学では、大学、グラウンドそしてスタジアムで多くの経験を積み、新たなサッカー感を養い独自の指導法を生み出すことが目的である。
Twitter: @eitadogon

ポルトガル

■ポルトガルリーグ3部の現状

2018.02.16

みなさんこんにちは。先日よりポルトガルリーグ3部で現在首位(2018年2月現在)を走るSporting Clube de Espinho(SC Espinho)というチームで戦術的ピリオダイゼーションの実践に関する研修をさせてもらっています。今回は、その縁もありましてポルトガルリーグ3部SC Espinho vs SC Coimbroes、SC Espinho vs FC Pedras Rubrasの公式戦を観戦しましたので、日本では報じられることのないポルトガルリーグ3部の現状について書いていきたいと思います。

まずは、3部リーグのレギュレーションから説明していきます。ポルトガル3部(Campeonato de Portugal)は、J3とは違い全国リーグではありません。5つの地域に分けられてリーグ戦が展開され(もちろんホーム&アウェイ)、各地域の1位と、2位チームの勝ち点上位3チームの合計8チームが決勝ラウンドに進みます。決勝ラウンドでは4チームずつにグループ分けされて、総当たり戦の末、各グループの1位のみが全国リーグである2部に昇格できる仕組みになっており、昇格への道のりは非常に長いものになっております。

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実際にスタジアムに行き試合を見て思ったことは、日本に比べて非常にリーグの敷居が低いなと感じました。具体的にJ3の入会条件には、ホームスタジアムの収容人員(椅子)で5000人以上(メインスタンドは必ず座席)。ホームスタジアムは天然芝であること、さらには入場者数の目安などが厳しい条件が掲げられており、ライセンスに該当しないということでJ3に昇格できないチームもあるほどです。一方で、ポルトガルの3部でしたらそのような厳しい条件はありません。SC Coimbroesのスタジアムは、メインスタンドに椅子が少しだけあり、ほとんどのサポーターは立ち見でした。スタジアムの規模も大きくないので入場者数も1000人前後で、グラウンドは人工芝でした。

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プレーは力強く、ポルトガルには実力さえあれば設備が充実していなくてもプロリーグに所属できるという仕組みが整っており、Jリーグのシステムとの違いも認識する良い機会になりました。僕自身は3部だからといって全国リーグにせず、地域リーグにすることでサポーターのアウェイ観戦を促し、チームの経費節約など多くのメリットがあるので、決して資金が豊富ではない日本サッカーにも取り入れるべき部分はあると感じました。

次回からは、SC Espinhoでの研修内容も書いていきたいと思います。

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