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2017年9月27日
スタジアム内に病院があるFCポルト


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道言 栄太
ポルトガル

ポルトガル通信
~fonte/フォンテ(泉)~

道言 栄太
鹿屋体育大学在学中。18歳のときから指導を始める。常に“世界で活躍できる指導者”を目標に掲げ活動し、早10年目。これまでキッズから大学生まで幅広い年代の指導に携わる。その中で目標を達成するために必要だと感じたのが他の指導者との差別化である。過去には、1年間のイタリア留学の経験がある。今回のポルトガル留学では、大学、グラウンドそしてスタジアムで多くの経験を積み、新たなサッカー感を養い独自の指導法を生み出すことが目的である。
Twitter: @eitadogon

ポルトガル

■スタジアム内に病院があるFCポルト

2017.9.27

読者のみなさま、初めまして。2017年9月よりポルトガル通信を書かせていただくことになりました鹿屋体育大学に在学中の道言栄太(ドウゴンエイタ)と申します。今回、私は文部科学省と企業のみなさまが学生の留学を支援してくださる「トビタテ留学ジャパン」というプロジェクトから、奨学金をいただいてポルトガル留学に来ております。

留学に行こうと決心した理由は、日本の指導方法に疑問を感じたからです。これまでキッズ年代から大学生まで幅広い年代の指導に携わってきた中で、より効果的なトレーニングがあるのではないかと感じておりました。ポルトガルを選んだ理由は、現在マンチェスター・ユナイテッドで監督をしているジョゼ・モウリーニョが採用しているトレーニング理論「戦術的ピリオダイゼーション」をより深く学ぶことができるからです。そして、決して大きな国ではないポルトガルからなぜ名選手・名監督がこんなにも多く生まれているのか興味があったためです。ポルトガル通信では、戦術的ピリオダイゼーションだけではなく、スタジアムや育成年代の仕組みなど、さまざまな角度に注目したコラムを書いていければと意気込んでおります。

前置きが長くなってしまいましたが、本文に入って行きたいと思います。今回は、ポルトガルリーグが誇る3強の一角であるFCポルトのスタジアムについて書いていきます。サッカースタジアムといえば、サッカーを観戦するのはもちろん、歴史あるチームの場合は、スタジアムツアーを実施していることが多くあります。しかし、FCポルトのスタジアムはひと味違います。なんとスタジアムの中に病院が入っているのです。その名もクリニカ・ド・ドラガオ。スポーツに関係の深い整形外科から眼科、歯科などが幅広く対応しており、総合病院のようなものがイメージに近いと思います。ここでは鍼灸の治療もやっており、近年では薬に頼らないスポーツ治療に力を入れているそうです。この病院はやはりFCポルトのスタジアム内にあるだけあって、スポーツ病院としてはトップレベルにあるそうで、病院内にはFIFAから送られるスポーツメディカルに関する賞状も飾ってありました。

FCポルトの選手は、ケガをした場合この病院での治療しか認められていないそうです。また、スポーツニュースでよく目にする新加入選手のメディカルチェックもこの病院内で行われているとのことでした。

こちらがメディカルチェックの際使用される機器です。

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また、こちらの病院には世界中から選手が手術に訪れるそうで、私が施設を訪れた日も他チーム所属のパラグアイ代表の選手がリハビリに来ておりました。
こちらの写真は、クリニカ・ド・ドラガオで手術された選手の一覧です。

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サッカー選手が多いようですが、他種目のアスリートも利用されているのが分かります。有名選手も多いですね。

中でも、ひときわ大きく飾られていたのは、クリスティアーノ・ロナウド選手のユニフォーム画。サインとメッセージ入りです。

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FCポルトの強さは、このように素晴らしい医療施設が大きく貢献しているのだと実感することができました。

 

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