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~Wat is de Hollandse School?~

長島 大
愛知県出身。早稲田大学ア式蹴球部、サラリーマンを経て、2011年8月にオランダに渡る。様々なアマチュアクラブで研修、監督として経験を積み、現在オランダ最古のクラブ、De Koninklijke Haarlemsche Football Club(オランダ3部)のU17の監督として活動中。オランダサッカー協会公認レベル3(UEFA C)、日本サッカー協会公認C級を保持。
ホームページ http://dai-nagashima.com/

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■リヌスのプログラムトレーニング

2019.02.20

前回のコラムで、オランダサッカー協会が作成したアプリ、RINUS(リヌス)の中の数週間のプログラムを紹介しました。今回はそのプログラムの中の1日のトレーニングをより細かく紹介していきたいと思います。

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年齢:12歳から13歳
フィールドの大きさ:ハーフコート
トレーニング時間:75分
トレーニングの目的:ビルドアップ時において正しいタイミングで縦パスを送る

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必要な道具
—ボール10個
—コーン8個
—ミニゴール2つ
—ゴール2つ
—ビブス7枚×2色
—マーカー12個

トレーニング1①ウォーミングアップ
ウォーミングアップのメニューに関してもしっかりと説明、提案がされていますが、今回は少し割愛します。

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トレーニング② 4対3withミニゴール(スモールフィールド)
-縦の長さ:40m
-横の長さ:15mから18m
-両チームともシュートかパスでミニゴールに得点
-ボールが出た場合:4人組のチームはパスで、3人組はドリブルで再開
-ゴールキック、コーナキックはせずにすべて4人組のボールから再開
-何分か後にチームAとチームBの役割を変える

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トレーニング③ 5+GK対4+2ミニゴール
-縦の長さ:40mから50m
-横の長さ:30mから40m
-攻撃チーム(フォーメーション:1−4—1)はビルドアップ時にボールを保持しながら2つのミニゴールに得点するために縦パスを狙う
-攻撃チームはGKと各ラインで協力する
-守備チーム(フォーメーション:1−3)は協力して相手のビルドアップを防ぐ
-守備チームはGKが立つゴールに得点することができる
-ボールが出た場合、スローイン、パス、ドリブルから選ぶことができる
-プレーはGKからスタートする

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トレーニング④ 7対7(ゲーム形式)
-縦の長さ:55mから60m
-横の長さ:50mから55m
-ルール:11対11の試合と同じ
-トレーニング②と③で学んだことが実戦で活かされているかチェックする
-目的が達成できているか確認する
-トレーニング②、③とトレーニング④に関連性(つながり)があるか確認する

このように各項目をソートして1日のトレーニングを選ぶことで、その日の目標を達成するために必要なトレーニングがそれぞれつながった状態で出てきます。つながった状態とは、各トレーニングの中で目的を達成するために必要なアクション(ボールあり、ボールなし)以外は出にくいという状況が作られるということです。例えば、トレーニングのオーガナイゼーション上、横パスではなく縦パスができる状況が多く生まれるということです。

経験のないコーチやボランティアコーチにとって1日のトレーニングの構成を考える上で難しいことは、いかに1日のトレーニングの中でつながりを作れるかということです。このリヌスから何気なく選んだトレーニングを行うことで目的が達成される可能性が高くなることは、経験のないコーチやボランティアコーチにとっては大きな助けになるかなと思います。実はリヌスでは1つ1つのトレーニングがさらに詳しく説明されています。次回は1つのトレーニングについてより細かく紹介していきたいと思います。

 

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