サッカーメンタルQ&A VOL.17

2015年11月12日

「誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング」の著者、笠原彰先生が、サッカーに関わるメンタルの悩みに答えます。


「ピッチに右足から入る」などのゲン担ぎは、
どういう効果があるのですか? 必要ですか?


ゲン担ぎよりも、ルーティンを使うのをオススメします。

ゲン担ぎが、必ずしもいいプレーにつながることはありません。一方で、ゲン担ぎがパフォーマンスを高めるというデータもあります。

ゲン担ぎは、ある特定の行動をすることによって、よい結果が起きるように願ったり、悪い結果が起きないように願うことです。いずれも自分でコントロールできない結果を気にするので、ゲン担ぎに頼りすぎるのは、神や幸運を期待して、結果に集中しすぎてしまうことになります。

ゲン担ぎと似て非なる方法に、「ルーティン」があります。ゲン担ぎが、神の力や幸運を願い、結果に集中するのに対して、ルーティンは、結果を出すために「ある一定の思考と行動を、一定の順序とリズムで遂行し、集中力を高めるテクニック」です。ルーティンにより、不必要で消極的な思考や行動が入るのを防ぎ、不安や緊張を少なくする効果があります。つまりルーティンは自分のベストプレーをするための意味のある行動です。

ゲン担ぎが必ずしもダメだというわけではありません。しかし基本的には、ルーティンを使うことをオススメします。ピッチに入るときに、その場でダッシュして、「不安や緊張を踏みつぶす」、芝を抜いて「不安を抜く」など、メンタルとリンクさせた行動をしましょう。ルーティンの実行は、心を込めて意味を込めて実行することが効果的です。

※悩み・質問募集します。
不安、緊張、焦り、怖いことなど、練習や試合で感じていることをどんどん質問してください!
例)
・ボールが来るとあわててしまう。
・キックオフ直前で緊張してしまう。
・先に点を取られると焦りが出てきてしまう。
・1点差で負けることが多い。
・(DFなのだが)FWが突進してくると「抜かれたらどうしよう」不安になって体がうまく動かない。
・試合で練習どおりのプレーができない。
・集中していないといわれる。
などなど。

件名に「サッカーメンタルQ&A」と入れて、
striker@gakken.co.jp
までお送りください。お送りいただいたものを編集部でピックアップし、Q&Aとして記事に採用させていただきます。

緊張を力に変えるコツ教えます! 図解でわかる! 実力アップの新常識 誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング 作新学院大学准教授/プロスポーツメンタルコンサルタント 笠原彰 著

緊張を力に変えるコツ教えます!

図解でわかる! 実力アップの新常識
誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング

作新学院大学准教授/プロスポーツメンタルコンサルタント
笠原彰

好評発売中!
GAKKEN SPORTS BOOKS
定価:本体1200円+税

(C)Gakken Plus Co.,Ltd.
ページトップへ