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小池 さて、次はカタールですよ。
菊地 アジアカップのときに対戦して、終了間際につまらないFKを取られてズドン! と決められたんですよね。
清水 FWのセバスチャン・キンタナでしたね。ウルグアイから帰化した選手。彼にゴールを決められたせいで、「お前らはアマチュアか!」ってオシム監督が選手たちにブチ切れる事件がありました。
菊地 帰化といえば、カタールなんだよね。昔は帰化といえば、日本だったんだけど。最近はお株を奪われてますからね。
小池 いやいや、ありますよ。ウチもジュニーニョが。
菊地 カタールのほうも、エメルソンの帰化問題で盛り上がってますからねえ。昔さ、カタールはブラジル人を集団で帰化させようとして、FIFAに止められたことがあったんだよね。
清水 カタールは、自国の選手で守りを固めて、帰化選手で攻めるというスタイルが確立してきてる。本番まで、どんな選手が帰化するか読めないうえに、自国選手の守備もすごく堅い。
菊地 キーマン2、3人にマンツーマンマークをつけて、後ろに1人余らせてガチガチに守るとか、普通にやってくるからねえ。
小池 第二のドーハの悲劇なんてことにならなきゃいいんですけど(笑)。
菊地 あれっ! メディアが使いそうな見出しを先にいっちゃいましたね。もう、そうやって先にいっといて、腐らせちゃうんだから(笑)。でも、やっぱり盛り上がるねえ、最終予選は。プレビューしてるだけで。次は強敵といわれている、ウズベキスタンにいきましょうか。
小池 強敵、強敵っていってるときはね、タイとウズベキスタンは大したことないんだよ。
菊地 いやいや。タイとウズベキスタンじゃレベルが違うでしょ(笑)。
清水 しかし、何の情報を元にして、強敵っていってるんですかね。3次予選の成績だけですか?
菊地 小耳にはさんだんだけど、昨年のアジアカップのときに、いちばんいいサッカーをしていたのはウズベキスタンだというじゃない。そういうことらしい。
清水 だけど、日本の記者がパッと見て「いいサッカーだ」というふうに表現するのは、大体泥臭くない、キレイなサッカーをするってことですよね。それって逆に日本と相性がいいのでは? 日本にとっては、泥臭いガチガチなサッカーをする国のほうが苦手なわけだし。
菊地 なるほどね。ウズベキスタンといえば、フランスワールドカップ最終予選の試合はすごかったですよね。井原正巳の放り込みが入っちゃったヤツ。呂比須ワグナーが頭ですらして、カズが突っ込んで……。今思えば、巻誠一郎のエアヘッドみたいなゴールでしたよね。カズのエアツッコミですよ(笑)。
清水 そういうのを思い返してみても、やっぱりウズベキスタンに苦手意識はないなぁ。ロシア系の流れを汲むチームって、日本は相性がいいと思うんですよ。日韓ワールドカップで対戦したロシアにも勝ったし、カザフスタンなんかもそう。
菊地 ソ連のときで見ると、さすがにサッカーはパワフルな感じだったけど、この10年特に中央アジアの国は、フタを開けてみたら細かくつなぐのが好きで、テクニックを生かすサッカーを好む感じだったよね。その割には最後のところの創造性はそんなになくて、不器用だけど決定力のあるFWに合わせてくるみたいな。だから、相手の押さえどころはわかりやすいと思うんだ。
小池 そういえばさ……日本が3位、韓国も3位になって、プレーオフで日韓戦ってのはどう?
菊地 そこまでして日韓戦が見たいんだ(笑)。
小池 これはPK戦もあるよ。こんなに燃える話はないよ。落ちるか出るか、すべてがかかってる中で勝たなきゃいけない。
菊地 シビれますねえ。どうしますか、最後が遠藤保仁だったら。これを決めたら……ってとこで、GKイ・ウンジェと対峙するわけですよ。それでも緊張しないでいられるのかと。
小池 イ・ウンジェをさ、正面からスネを撮ってる写真とかないのかね? 今のうちに写真を載せとく? 遠藤に研究しといてもらうために。そこまでの準備をしとこう日本、みたいな。
菊地 いいですねぇ。スネの動きを見てPK蹴るっていってましたもんね。PK戦はもはや運では片付けられませんからね。日本は勝ち切るところに不安があるわけだから、この最終予選のことだけでなく、今後いろんな大会でPK戦を戦うことが多くなるでしょう。実際に最近多いですからね、PK戦。だから、大いに研究したほうがいいですよ。
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