試合3日前ということで、1時間半の間、みっちりと汗を流すトレーニング内容だった。一足先にウズベキスタン入りしていた松井大輔、ケガの状態が気になっていた玉田圭司らも含め、全員が練習に参加した。気温は30度を越え、空気がかなり乾燥しているため、水分補給は小まめに行った。
まずはボール回しから始まり、コンビネーションで崩してクロス、アーリークロスなど、さまざまな状況からフィニッシュにつなげる攻撃トレーニングがメインとなった。攻めのコンビネーション精度を上げることと、岡田ジャパンの生命線であるボールを奪われた後の素早い守備アプローチを高める目的があったと思われる。
ほぼすべてがワンタッチ制限のため、かなり走る距離が長くなるハードな内容。チリ戦のアシストも決してまぐれじゃないと思わせる中澤佑二のうまさと、バシバシゴールを挙げていく岡崎慎司の好調ぶりが印象的だった。チーム全体的にも非常にいい感じで、唯一の不安要素といえば、「ここで負けてもカタール戦で勝てばいい」という、かすかな気の緩みがあるかどうかだ。
| 【練習内容】 |
| ① |
3つのコーンを三角形に置いて、パス&ゴーでポストを使いながら次のコーンへ回っていくトレーニング |
| ② |
8人が4色ビブスで2-2-2-2に分かれ、そのうち一色がオニになる、6対2のボール回し |
| ③ |
12人が4色ビブスで3-3-3-3に分かれ、そのうち一色がオニ。監督やコーチの指示でオニがどんどん入れ替わる |
| ④ |
右サイド、右中盤、左中盤、左サイドの4点に分かれ、片方のサイドから中盤を経由して逆サイドへもっていき、アーリークロスに3人が飛び込むトレーニング。岡田監督は、「強いボールを蹴れ! もっと前に(GKの手前ぐらいに)出せ!」としきりに声を出していた |
| ⑤ |
後方にセンターバック2人が立ち、そこからの縦パスから、前の4人が自由にパス交換しながら中央突破していく形。やはりこれもワンタッチ制限。岡田監督は「少ないパス数で突破しろ!」と指示 |
| ⑥ |
ハーフコートでの、4対4+GK2人のゲーム形式トレーニング。これもワンタッチ制限。岡田監督は、1人ずつ選手を入れ替えたりしたため、突然ポツンと浮いたところに選手が入り、そこにGKから素早くボールを出されるような形が多くあった。おそらく、カウンター攻撃への対応を練習する意図もあったと思われる |