
バーレーンに勝つためには
サイド攻撃を1ブロック中で |
菊地 今日の内容を見ると、日本はオーストラリアとは五分五分でOKという感じになったね。予選に関しては、あとは3位以下のチームにやられないで、確実に勝ち点を積み上げていくってことだね。
粂田 最後のアウエーのオーストラリア戦までに、本大会出場を決めておかないと、どう転ぶかわからないですよね。
菊地 バーレーン、カタールとのホーム戦を確実に勝たないとね。
粂田 そう考えると、来月(3月28日)のホームでのバーレーン戦がひとつのヤマとなりますね。
菊地 それまでに克服すべき課題は、やっぱり攻撃だよ。今日なんかはさ、サイドを突破するのに4人もかけているんだよ。だからクロスを上げても、ゴール前の人数が足りなくなる。だから、その4人の崩しを、もう1ブロック中でやればいいんじゃないかと思う。ベクトルをゴールの方向に向けるというか。つまり、4人の崩しの絡みのうち、2人がペナルティーエリア内に入っているくらいの位置でプレーできれば、崩した後、クロスに対してそのままゴール前に入っていける。
あとは後半何度かあった、カウンター気味のスピーディーな攻め。後半33分に長友が上げて、玉田がヘッドした形とか、後半40分に内田篤人のクロスを長谷部誠がボレーで狙ったような形。これは岡田監督のいう「シンプルに速く攻めろ」というコンセプトどおりの形なのかなと。
清水 相手サイドバックの裏じゃなくて、もう一つ中に入ったセンターバックの裏をとれるような崩し方をできれば、かなりゴールに近づくと思うんですけどね。
菊地 今だとサイドバックとサイドハーフ、もしくはボランチを崩すのに、4人かかっちゃって、センターバックを引き出してないよね。
清水 それができたら、確実に得点につながる。狭いエリアから逃げてサイドに追い出されるんじゃなくて、そこを突破するようなパスやドリブルに挑戦しなきゃいけない。
菊地 今日のように、人数をかけたまま、もう1ブロック中でそれにチャレンジしていくか、もしくはサイドを2人で崩せるようにするか。そういう進化を目指していくことになるのかな。
清水 前半42分に中村俊が、ボランチの位置からエリア内に走り込んだ長谷部に対して、すごいスルーパスを通しましたけど、ああいう形を作れればいいんですよね。
菊地 あとはその精度と回数を増やさないと、レベルがもう一段上がったときに、どうにもならない。岡田監督も会見でそう発言してましたし。
粂田 次はバーレーンですが、今回のオーストラリア戦ではピム監督が挑発をしてくれたおかげもあって、「打倒オーストラリア」って感じで、より一層盛り上がりました。次もこの盛り上がりは持続しますかね。
菊地 バーレーンのマチャラ監督もピム監督と同じく、きっと日本を挑発してくれるだろうから、それは大丈夫でしょう(笑)。このチームは、バーレーンには2回負けてるからね。緊迫したゲームになるよ。埼スタだから、オウンゴールで1-0勝利とか、あるかもしれないよ(笑)。たとえしょっぱい試合でも、「勝ったからよかった」って感じで、また対談したいよね。
清水 しょっぱい試合といえば、ドイツワールドカップの最終予選も相当にしょっぱい試合のオンパレードだったけど、あの試合中継が意外と30パーセント、40パーセントの高視聴率をたたき出してますからね。みんな、そういうドタバタが好きなんでしょうね(笑)。
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