第97回全国高校サッカー選手権大会 全試合完全レポート

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第97回全国高校サッカー選手権大会
2回戦 立正大淞南-那覇西

2019年01月02日

篠幸彦(フリーライター)取材・文
高橋学 写真

18年1月2日(水)12:05キックオフ/神奈川県・等々力陸上競技場/観客2,315人/試合時間80分
立正大淞南
6 2-1
4-0
1
那覇西
藤井奨也(前半14分)
石橋克之(前半40分)
藤井奨也(後半26分)
藤井奨也(後半29分)
大西駿太(後半30分)
草場勇斗(後半38分)
得点者 高良竜太朗(前半37分)

立ち上がりから立正大淞南は奪ってから縦に速い展開で那覇西のゴールに迫る。前半14分、⑲鶴野怜樹のクロスを⑰藤井奨也が押し込んで立正大淞南が先制。すると果敢に攻める那覇西が前半37分の⑨高良竜太朗のゴールで同点に追いつくが、40分に⑭石橋克之のゴールで立正大淞南が再び突き放して前半終了。後半に入ると立正大淞南が4分間で3点を追加するなど、4ゴールを加点して6−1と大差をつけて3回戦進出を決めた。

那覇西の気持ちを砕く3点目からのゴールラッシュ
立正大淞南が大量6得点で快勝

1回戦を4−0で岐阜工業を退けた立正大淞南が、2回戦でも那覇西に6−1と大勝した。両指揮官が「3点目が大きかった」と話すように、肉薄した内容から立正大淞南が一気に畳み掛けたゲームとなった。

前半14分、⑲鶴野怜樹の力強いドリブル突破から⑰藤井奨也がヘディングで押し込み、立正大淞南が1回戦からの勢いを見せつけるように先制した。そこから徐々に流れを引き寄せた那覇西が、前半37に⑤比嘉来揮の鋭い縦パスを③東丹道尚吾がはたき、そのパスで抜け出した⑨高良竜太朗が同点弾を決める。那覇西の狙い通りの鮮やかな崩しだった。

「あの時間帯からうちは徐々に破綻し始めていた」(立正大淞南・南健司監督)と、立正大淞南は相手に流れが傾いた中で失点を喫した。「天然芝のグラウンドで、全国大会という精神的な圧力があるゲームになると、あんなにうちが動かされることはない」(立正大淞南・南監督)。立正大淞南は那覇西のパスワークに翻弄されていた。しかし前半40分、その悪い流れをスローインから相手の隙を突いて⑲鶴野がクロスを入れ、一度は①新垣凱斗が弾くものの⑭石橋克之が詰めて再びリードを奪った。立正大淞南が息を吹き返す大きな追加点となった。

そして後半26分、那覇西⑩宮城海から⑲鶴野がボールを奪い、そのままドリブルで侵入すると左でフリーとなった⑰藤井ヘパス。⑰藤井は左足で逆サイドネットへシュートを突き刺した。すると3分後に⑰藤井が4点目を決めてハットトリック。そしてその1分後には⑬大西駿太が鋭いドリブルから5点目を決め、わずか4分の間に3点を奪った。那覇西守備陣の集中力は完全に切れていた。終了間際の38分に⑪草場勇斗が6点目を追加した。

「サッカーは一つが入るか入らないかで変わってしまう。たまたまうちはそれを決め切ったというだけ
(立正大淞南・南監督)。決定的な3点目をきっかけに、相手の気持ちを断ち切るような爆発的な攻撃力で那覇西を飲み込んだ立正大淞南。3回戦は栃木の矢板中央と激突する。

監督・選手コメント
立正大淞南・南健司監督
相手は相当うまかった。天然芝のグラウンドで、全国大会という精神的な圧力があるゲームになると、あんなにうちが動かされることはない。試合中も相当うまいなと話していた。よく頑張ったと思う。追いつかれたときからうちは破綻し始めていた。よく耐えたと思う。そこでうまくセットプレーから取ってくれた。あのまま1-1ならキツイゲームになっていた。あれで士気が上がって後半はうまく点が取れた。3点目、4点目が大きかった。

那覇西・平安山良太監督
1点目のバイタルエリアでボールを受けて、相手が食いついたところで裏を狙おうというのは今日狙いっていたこと。3点目取られてガクッときてしまった。前に行こうとしたというのもあるが、1対1の勝負のところで負けていた。やっぱり3点目が大きかった。

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