第94回全国高校サッカー選手権大会 全試合完全レポート

PUMA

gol

第94回全国高校サッカー選手権大会
1回戦 駒澤大高-阪南大高

2015年12月30日

松岡健三郎(本誌) 取材・文・写真

15年12月30日(水) 14:05キックオフ/東京都・駒澤陸上競技場/観客14,016人/試合時間80分
駒澤大高
2 2-0
0-1
1
阪南大高
深見侑生(前半28分)
竹上有祥(前半30分)
得点者 木戸口蒼大(後半20分)
img
第94回全国高校サッカー選手権が開幕!

キックオフから両チームともエンジン全開で、開幕戦とは思えないオープンな展開となった。駒澤大高はロングボールを軸に、阪南大高はショートパスから攻撃。ともに持ち味である攻守の切り替えの速さを見せた。ロングボールで押し上げて高い位置からハイプレスをかける駒澤大高は前半28分、⑧栗原信一郎が相手陣内深くでボールを奪ってつなぎ、⑩深見侑生がシュート。1度はGKに止められるものの、跳ね返りを再び深見が詰め、駒澤大高が先制する。その2分後、GKへのバックパスにプレッシャーをかけてこぼれ球を拾うと、スプリントに自信を持つ⑰竹上有祥が駆け上がり、キックフェイントで相手をかわしてファーサイドへ決め一気に2点を奪った。阪南大高も交代やシステム変更で流れを変えようとするが、後半に入っても駒澤大高のハイプレスを回避できない。後半20分に⑰木戸口蒼大が自ら得たPKを決め、1点差に詰め寄るが、駒澤大高が最後まで崩れず2-1で逃げ切った。

img
開幕戦でホームともいえる駒澤陸上競技場で勝利をした駒澤大高
img
初出場で、全国初勝利とはならなかった阪南大高
img
今大会初ゴールとなった駒澤大高・10深見侑生
img
阪南大高のゲームメーカー⑥藤本悠太郎を囲みボールを奪う駒澤大高
img
ドリブルで会場を沸かせた阪南大高・⑭徳網勇晟(右)を止めにいく駒澤大高・③佐藤瑶大(左)

(監督・選手コメント)
駒澤大高
大野祥司監督
これまで3年生は技術に走って戦えていなくて、「ダメだダメだ
といい続けてきました。ただ今日はその3年生が決めてくれて感極まってしまいました。今日はよくやってくれました。(次は尚志もしくは京都橘の強豪との対戦になるが)選手みんなが、周りの人たちのおかげでサッカーができているんだという気持ちをもってやっていれば、相手がどこであれ、上回れると思います。

⑩深見侑生
右で栗原が(相手を)やぶってくれていいボールをくれたので、決めるだけでした。ボールがきたときはちょっと慌ててしまって、冷静に打とう、枠に入れようと思いましたが、気がついたら足下にボールが来ていて……。こぼれ球は気持ちで押し込みました。(FWから右SBにポジションチェンジしたが)驚きでした。前日練習でちょっとやったんですけど、まさかやるとは思いませんでした。

⑰竹上有祥
直前練習で(監督から)角度のないところから切り替えして狙えといわれていたので、切り替えしてから巻いて入れられました。前線がボールを持ったときに、FWを追い越して裏で受ける形を狙っていました。夏に結果がでなくて、とにかく走ることをテーマにして練習してきました。苦しいときに前から走ってチームを引っ張っていこうと思っていました。

⑤村上哲
3年生が前で頑張ってくれているので、後ろは守るだけでした。全国優勝が目標ですが、そこを目指して少しでも駒澤の名前を知ってほしです。

阪南大高
濱田豪監督
(初出場、開幕戦の)プレッシャーがなかったとはいえないが、それが敗因ではありません。突破のところまではいい形でいけましたが、クロス、フィニッシュの部分が……。いい準備をして手ごたえも持っていたので、勝たせてやりたかったです。

(C)Gakken Plus Co.,Ltd.
ページトップへ