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第90回全国高校サッカー選手権大会 レポートコラム

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トーナメント表
大会概要
2012/1/3

第90回全国高校サッカー選手権大会 2回戦 中京大中京-作陽

鈴木智之(スポーツライター) 取材・文

12年1月2日(月)/12:05キックオフ/東京都・西が丘サッカー場/観客4829人/試合時間80分+PK

中京大中京
0-0
0-0
PK
7-6
作陽
  得点者  

立ち上がりから両チームとも細かなミスが目立ち、試合の主導権を握ることができない。中京大中京はGK①平岡侑樹、作陽はDF⑤米原祐を中心に堅い守備を見せ、互いにゴールを割らせず。スコアレスのまま80分が過ぎ、決着はPK戦に委ねられた。8人ずつが蹴り、7人成功した中京大中京が勝利。前評判の高かった作陽は初戦で姿を消した。

互いにチャンスを活かせず
PK戦7-6で決着

 近年、プロ選手をコンスタントに輩出しており、知名度も全国区の両校の対戦。ともに攻撃に特徴のあるチームだが、この日は初戦という緊張からか、なかなか効果的な攻撃を繰り出すことができない。作陽は伝統の4-2-3-1の布陣をキープし、穴らしい穴をほとんどあけないため、中京大中京の攻撃陣が守備ブロックに入れない時間帯が多かった。なかでも作陽のセンターバック⑤米原祐の出来が素晴らしく、中京大中京期待の1年生でアーセナルの宮市亮の弟、FW⑲宮市剛をシャットアウト。高さがあり、人に強い米原が作陽の守備をリードしていた。

 攻撃時はチームの心臓・ボランチのMF⑩高瀬龍舞が最終ラインに顔を出し、ボールを受けてパスをつなごうとする。さらに前線では、ワントップをつとめるFW⑯辻井和明が精力的に動き、シュートを放つ。そこに立ちはだかったのが、中京大中京の守護神、GK①平岡侑樹。抜群の反応でシュートをことごとくブロックした。中京大中京の中盤から最終ラインの選手が簡単に振り切られる場面が目立っていたため、平岡のファインセーブがなければ、作陽が早々と先制してもおかしくはない展開だった。

 守護神の好守に応えたい中京大中京は、MF⑦藤橋弘貴が起点となり、左サイドバックの⑪河合弾を使ってアーリークロスを試みるが、ゴール前へ入る人数が少ないのと、作陽のセンターバック⑤米原祐の堅守に跳ね返され、決定機を作ることができない。

 後半に入ると、作陽が12分にMF⑦谷口将、22分にMF⑳越博康、31分にDF⑱児玉大輔と、2列目の攻撃的な選手を総入れ替えして打開を試みるが、GK①平岡の牙城は強固だった。

 一方、中京大中京は後半22分にMF⑱加藤優汰を投入。スピードが持ち味の1年生が入ったことで、攻撃にスピードとアグレッシブさが出始める。後半30分過ぎからは中京大中京が攻勢に出るが、ゴールを割ることはできず。終了間際の後半38分には、作陽の⑯辻井がゴール前の混戦から決定的なシュートを放つが、またもGK平岡が立ちはだかった。80分を通してもゴールは生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。

 PK戦は両チームが8人ずつ蹴る接戦の末、中京大中京が7-6で勝利。愛知県代表として、実に6大会ぶりとなる白星を挙げた。

 名古屋グランパスでプレーした岡山哲也監督が率いる中京大中京。指揮官は試合中、しきりにテクニカルエリアに出て指示を出すなど、内容に満足していない様子が見てとれた。3回戦の相手は愛媛県の済美に決まった。次こそは、内容の伴った勝利でベスト8進出を果たしたい。

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