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Match Report マッチレポート

第88回全国高校サッカー選手権大会 レポートコラム

トーナメント表 大会概要
2010/1/5
試合名

第88回全国高校サッカー選手権大会
準々決勝 矢板中央-広島観音

ライター 粂田孝明(本誌) 取材・文

10年1月5日(火)/12:05キックオフ/埼玉県・さいたま市駒場スタジアム/観客3329人/試合時間80分

矢板中央

0-0
2-1
広島観音
島野(後半16分)
益子直(後半30分)
得点者 山本(後半6分)

ゲームのあらすじ
立ち上がりから広島観音が持ち味を出し、後半6分にサイドをドリブルで崩して先制ゴールを奪う。しかし矢板中央が選手交代で流れをつかみ、後半16分に途中出場の⑯島野が同点ゴールを決めると、30分にはその⑯島野のパスを⑧益子直がゴールネットに突き刺し逆転に成功。その後の広島観音の反撃をしのぎきり、矢板中央が栃木県勢として24年ぶりのベスト4進出を決めた。

【監督・選手コメント】

矢板中央・高橋健二監督
「広島観音は強くて素晴らしいチームだった。ベスト8が目標だったので、本当にうれしい。今日は今までやってきたことを信じて、精いっぱいがんばろうといった。それを全員がまじめにやり通してくれた。うちは前半ハードワークし、後半に選手交代して、流れを変えるチーム。後半最初に失点したときは心配したが、逆転できるまでに成長していた。私も驚いている。本当に信じられない」

矢板中央・⑧益子直樹
「前半は簡単にいこうと思っていて、自分でいこうという意識が薄くなってしまった。ハーフタイムに“ガツガツいけ”とコーチにいわれて、自分のところにきたらシュートを打とうと思っていた。ゴールは気持ちよかった。今まででいちばんうれしいシュート。自分たちは後半走れるから、後半勝負だと思っていた。国立でもテーマは変えないで、積極的にシュートを打ちたい」

矢板中央・⑯島野一也
「試合に出たら何かやってやろうと思っていた。ゴールは最高でした。今日は自分が決めそうな予感がした」

広島観音・畑喜美夫監督
「相手は4-4-2にして、ロングボールを蹴ってくることは分かっていたので、それを蹴らせないようにプレッシングしようとしたが、DFラインが引きすぎた。選手たちが焦ったとは思わないが、1-0になったときに、守備的にするのか、攻撃的にするのか、中途半端だった。昨日のミーティングは3時間にも及んだが、その中で議題に出てこなかった状況もあった。ミーティングの中で気づいていたが、あえていわなかった。試合の中で自分たちで気づくだろうと期待していた。あと5メートル、DFラインを上げていれば、もっとセカンドボールを拾えて、つなぐことができたが、全体の距離が遠かった。選手たちにはこれからも考えるサッカーを続けてほしい。考えることを追求していってほしい」

広島観音・⑥柳田優介
「焦りはなかった。1点取ってからの戦術をはっきり示せなかった。大きくボールを蹴って、攻めようと思ったが、うまくいかなかった。ハーフタイムに監督からの指示はなかった。僕はセカンドボールを拾うことと、サイドを使うことを指示した。負けた試合は僕の責任だと思っている」

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