10年1日11日(祝)/14:10キックオフ/東京都・国立競技場/観客43635人/試合時間90分 |
| 山梨学院大附 |
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青森山田 |
| 碓井(前半11分) |
得点者 |
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立ち上がりから鋭い出足で青森山田を圧倒した山梨学院大附が、前半11分、碓井のファィンゴールで先制。その後も、ほぼ山梨学院大附ペースで前半終了。しかし、後半に入ると一転、青森山田がボールを支配し、山梨学院大附がカウンターを狙うという展開。どちらにもゴールチャンスはあったが、守備陣も粘り強く戦い抜き、強固なゴールをこじ開けることができず。そのまま1-0で終了。山梨学院大附が初優勝を果たした。 |
【監督・選手コメント】
山梨学院大附・横森巧監督
「試合前の分析では4:6で分が悪いと思っていた。前半が勝負だと感じて、立ち上がりから積極的にいけといっていた。後半に入って押し込まれると思っていたが、DFラインが頑張った。試合前は打ち合いになると思っていた。2、3点は入ると考えていた。もう1点欲しかったが守備陣がよくやってくれた。
相手の13番(野間)、14番(成田)、10番(柴崎)高い位置に残る。シュートで終えることで相手のラインを下げられると思っていた。⑦碓井の得点は、その結果として生まれた。
青森山田の試合を分析したが、前半での得点が多い。立ち上がり20分が試合の流れを決めると思っていた。
ここまで一試合一試合、1プレー1プレーを大事に戦ってきた。優勝はその積み重ね」
山梨学院大附・⑦碓井鉄平
「試合は相手の入り方がよくなかったから最初からプレッシャーをかけようとした。相手はダブルボランチの横が空くからサイドハーフを絞って戦った。
(ゴールは)自分の周りにスペースがあったのは分かっていたから打つつもりでいた。⑨鈴木がいいボールをくれたので決めることができた。ゴールが決まった瞬間は鳥肌が立った。キャプテンとしてこういう形でチームの役に立てたことがうれしかった。
新チームを立ち上げたときから目標にしていたからうれしい。試合前に監督を胴上げしようと選手たちで話していた。胴上げできてよかった。ホイッスルの瞬間は力が抜けてしまった。皆で胸を張って山梨に帰りたい」
山梨学院大附・①松田ラン
「最高。優勝したときは泣いた。前線からFWがボールを追ってディフェンスしてくれた。僕は何もしていない。ここまでこられたから、いつもどおり楽しもうと思いながら戦った。いろんなことを我慢してサッカーをしてきたから本当にうれしい。
(我慢は)炭酸飲料、スナック、カップラーメン。炭酸飲料を飲みたい」
山梨学院大附・⑧平塚拓真
「試合に出られない選手やピッチに立った選手、応援してくれた人に感謝したい。今日も厳しい試合だったけど、たくさんの人が声を出して応援してくれた。僕たちのサッカーができたと思う。みんな疲労はあったと思う。でも走り込みを練習でやっていたから大丈夫だった。自分としてはいいクロスが上げられなかったし、満足してはいない。でもチームとしていい戦いができたと思う」
山梨学院大附・⑥宮本龍
「(青森山田⑩柴崎には)DFが競り勝ってくれたし周りが助けてくれた。僕と柴崎選手ではレベルが違う。僕は自分のプレーを全力でするだけだった。ハーフタイムは、いけるという雰囲気だった」
山梨学院大附・⑩伊東拓弥
「すごく楽しかった。(観客が多かったが)緊張はしなかった。本当に最後だったから楽しくやろうとしていた。観客が多いほうが自分は燃える。いい結果が出てよかった」
山梨学院大附・③関篤史
「13番(野間)がうまくて、14番(成田)が速かった。自分は遅いほうだから、先に動くことを意識した。ただ先に動き過ぎて前を向かれる場面があった。もっと臨機応変に対応していきたい。後半に入って受身になったら負けてしまうと話していた。無失点で試合を終えることができてよかった」
山梨学院大附・②井上拓臣
「(ケガで途中交代)足をひねったときにボキボキという音がした。病院に行かないとよく分からない。立ちたくても立てなくて悔しかった。チームに迷惑かけるのも嫌だったし、国立のピッチで立てないことも悔しくて涙が出た。でもチームが優勝できてよかった。(ハーフタイム)自分は涙を流していたが、キャプテンに絶対優勝するから涙を流すのは待っておけ、といわれた。それを聞いて泣いたらダメだと思って応援した」
青森山田・黒田剛監督
「選手たちには、開始10分から15分は集中するようにいっていた。相手がガッとくるのは分かっていた。始まってみるとDF陣に硬さがあり、ボールの失い方が悪かった。伸び伸びとプレーしてきた相手に対し、ウチはそれができなかった。こういう舞台だからだったのかもしれないが、うまくプレーできなかった。失点後は少し目が覚めた。でもゴールは遠かった。チャンスは作っていたけど相手のDF陣が頑張っていた。
(立ち上がりは)メンタルだけが重要だった。ピッチに入った瞬間に緊張してしまったのかもしれない。どれだけ平常心でいられるかがカギだった。だが10分から15分はフワフワしていた。
準決勝でのケガが痛かった。4、5人が注射を打ちながらの状態だった。ただ当人たちは出場を強く望んだ。われわれとしてはベストメンバーを送り込んだつもり。(ケガの影響で)ターンなど動きの面で遅くなる部分はあったけど、仕方がないこと。
自分としては9年ぶりの国立の舞台だった。選手たちには感謝している、と伝えた。敗戦から学ぶことも大きいはず。準優勝できたのだから胸を張って青森に帰ってほしい」
青森山田⑦椎名伸志
「自分自身の緊張はなかったが、チームとして少し雰囲気に飲まれていた。立ち上がり全体的に出足が悪く、ラインが下がってしまった。パスの精度が悪く全員が平常心を保てていなかったことが原因。その点、自分たちよりも相手のほうが上だった。自分が中盤をコントロールしなければいけなかった。相手の7番(椎名)に対して厳しくいくべきだったが、それができなかった。初の国立で、こんなに大勢の人の前でプレーする機会はない。だから誰もが優勝したいと思っていた。雪国というハンデを乗り越えて優勝したかった」
青森山田・⑩柴崎岳
「結果は残念。この経験を糧にして来年の1年間を頑張りたい。いつもの山田らしいサッカーが出せなかったのは後悔が残る。チームのレギュラーは2年が多いから来年この舞台に戻ってきたいと思う。自分自身としては大舞台で普段通りのパフォーマンスを出すことが難しいということが分かった。さまざまな状況に対応できなかったことが敗戦の原因だと思う。自分の気づかないところで緊張していたのかもしれない」
青森山田・⑬野間涼太
「悔しい。タメを作れなかった。ディフェンスもしっかりできなかったと思う。前半の終わりはよかったから継続したかった。得点を奪えなかったことが負けた原因」
青森山田・⑭成田鷹晃
「(コンディションは)最後の試合だから関係ない。終わってしまったから悔いはない。まだ2年生だから来年頑張りたい。3年生のためにもこの経験を生かしたい」
青森山田・⑫櫛引政敏
「(来年は)悔しさをバネにして今年以上のチームにしたい。大会ではケガ人が出て控えの選手が出場することもあるから、そういう底上げも皆で頑張っていきたい。去年に比べると、自分のパフォーマンスは上がったと思う。来年は今よりも成長して臨みたい。準優勝という結果が今の力。最後までやりきれないという甘さが出てしまった。そこを改善していきたい」
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