10年1月3日(日)/12:05キックオフ/神奈川県・等々力陸上競技場/観客4000人 |
| ルーテル学院 |
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日章学園 |
| 山本(前半39分) |
得点者 |
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日章学園が得意のポゼッションサッカーを展開するも決め手なく試合が経過する。前半終了間際にルーテルが、⑨小牧の左サイドドリブル突破からPKを獲得すると⑪山本がPKをきっちり決め先制。後半は日章学園の守備も緩み、ルーテル学院ペースになるも双方得点なく1-0で試合を終える。 |
手の内を知り尽くした九州勢同士の対決は、
ルーテルが徹底したカウンターで制した。 |
両チームにとって、ただの3回戦ではなかった。互いを知り尽くした、九州勢同士の対決。ルーテルのエース⑪山本大貴は「九州勢でいちばん最後まで残りたかった」と思いを話すし、⑩藤原孝は「日章は全国中学校大会で中2、中3と連覇した選手が主力。僕らもルーテル中時代からよく知っていて負けたりしていたので、高校では絶対勝ちたかった」と強い口調。小野秀二郎監督は「隣県だし、学校同士の対決ではなくて県の代表として戦った」と話しており、選手たちには「決勝のつもりでやらないと今日は勝てないぞ」とゲキを飛ばしていたそうだ。中学、高校6年分の思い、手の内を知り尽くした相手への意地とライバル心がむき出しになった。その分だけ、見ているものを納得させるゲームとなった。
互いに4-4-2システムで、戦い方ははっきりしていた。ルーテルは、固い守備で奪ってはディフェンスラインの裏へ⑪山本を走らせる。⑩藤原が中盤で供給源となるか、サイドで⑨小牧成亘のドリブル突破からのクロスでチャンスを作り出した。守っては、日章のエース⑩伊勢隆司を封じるべく、センターバックもしくはサイドバックの一枚が張りつく。試合を通して⑩伊勢は自分らしさを発揮することができなかった。
一方の日章学園は、自慢の中盤でポゼッションし、ショートパスで相手を崩す。得点源は決してエース⑩伊勢だけでなく⑪尾方陽介や、サイドの⑨福満拓人など、むしろルーテルよりも多彩。ただ、前日から見られた甘い守備がルーテルの⑪山本相手には通用しなかった。
試合は前半、日章学園が支配する。ただ、前日と同様ルーテル側からみれば織り込み済みの話。日章学園の中盤の構成力はあらかじめわかっていることで、前半から支配されることに対して焦りなく対処していた。「相手に回されるのには、、、うーん慣れていますね」と⑩藤原。不本意な表情を見せたが、結局焦ることなく奪っては前線へというパターンを繰り返したことが勝利の一因となった。
後半勝負を覚悟していたルーテルだったが、前半39分⑨小牧のドリブル突破からPKを得ると⑪山本がこれをきっちり決めて先制。後半は、日章学園が圧倒的に攻めに出るも早稲田一男監督の言葉を借りれば「決定的な仕事ができなかった」ルーテルは攻められつつも落ち着いてカウンターを繰り出し、「危なかったのは最後の5分くらい」と小野監督は振り返った。攻撃的な日章学園が試合を通してシュート4本、ルーテル学院も7本と固く締まった、力の拮抗した好ゲームであった。
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