10年1月2日(土)/12:05キックオフ/千葉県・市原臨海競技場/観客8000人/試合時間80分 |
| 八千代 |
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旭川実 |
大和久(前半39分
磯部(後半24分) |
得点者 |
阿部(前半5分) |
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1チャンスをモノにした旭川実が粘り強い守りで逃げるも八千代が慌てず攻め続け、前半終了間際に追いつくと、後半に追加点を挙げて逆転する。終盤、旭川実もパワープレーで攻めるも、地力で上回る八千代がしっかり跳ね返した。 |
1回戦を無失点で大勝したチーム同士の対戦。下馬評で有利とされた八千代が開始早々に先制され、どうなるかと思われたが、プレースタイルを崩さずに攻め続けた八千代が旭川実の壁を見事に打ち破った。
八千代ボールで始まったこの試合。開始1分に1回戦でハットトリックを決めた⑩石川誠也が旭川実DFラインの裏を抜けて決定機を作った。これはオフサイドとなったが、その後も八千代の猛攻に旭川実はクリアするので精いっぱいで、八千代の先制点は時間の問題だった。
しかし、先制したのは旭川実だった。前半5分に中盤左サイドからのFK。ゴール前に上がったボールを八千代がクリアしきれず、ペナルティーエリア内左にいた⑭阿部恭也の元へ。これを阿部がヘディングすると、ボールは緩やかな弧を描いてゴールマウスに吸い込まれ、旭川実がリードする。
この得点はもしかしたら早すぎたのかもしれない。八千代は全く慌てることなく、それまでと同じように中盤を支配して、両サイドをえぐるように突破してチャンスを作る。しかし、旭川実もCB③村田賢吾を中心としたDF陣が奮闘し、八千代に得点を許さない。14分に八千代が左からのクロスを、ファーサイドで⑩石川がヘディングで中へ折り返したところに⑮大和久弘樹がシュートを放つも、③村田がブロックしてピンチを防いだ。
旭川実は何とかして前線の長身FW⑲菊池正晃につなげて反撃に転じたいが、旭川実の中盤が八千代に押し込まれるために⑲菊池が孤立してしまい、セカンドボールをことごとく八千代に拾われ、防戦一方となってしまった。それに対して八千代はDFラインから攻撃をしっかり組み立て、むやみにロングボールを蹴ることがほとんどなかった。この違いが両者の実力差であり、それが結果となって表れた。
試合に戻り、前半終了に近づくと八千代の猛攻はさらに激しさを増し、前半終了間際には左SB②宇田川卓馬がオーバーラップして上げたクロスを、ファーサイドで⑩石川がヘディングシュート。これはバーに当たるが、こぼれ球をゴール正面に待ち構えていた⑮大和久が押し込む。旭川実DFもゴールに入りながらもクリアするが、ゴールが認められ八千代が同点に追いつく。
後半、序盤は八千代のパスが噛み合わず、旭川実にカウンターを食らうものの、10分を過ぎると再び八千代が主導権を握り、押し込む展開となる。それでも、GK①倉悠介の活躍で旭川実も粘り強く守る。この均衡を破るために八千代は先制点を決めた⑮大和久を下げて、スピードがある⑪磯部晃を後半23分に投入するのだが、これがいきなり功を奏する。
投入してからわずか1分後の後半24分、中盤で⑦長澤和輝からのスルーパスに反応した⑪磯部が旭川実DFラインを一気に突破し、左足でシュートを放つ。ブロックに入ったDFに当たってコースが変わったため、GK倉も手を伸ばすが弾ききれずに、ゴールに吸い込まれついに八千代が逆転する。
終盤、旭川実も180センチのFW⑪打田浩基を投入して前線にロングボールを放り込んで同点を狙うが、ことごとく八千代に跳ね返されて、八千代がそのまま試合を制した。
結果こそ1点差だったが、試合内容は完全に八千代のペースで、もう2、3点取ってもおかしくない試合だった。ただ、これまで下馬評が決して高くなかった旭川実の粘り強さも光った試合でもあった。
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