1回戦
12月31日(月)/14:10キックオフ/千葉県・市原臨海競技場/観客4144人/試合時間80分
東福岡 4(3-1、1-0)1 松商学園
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試合の立ち上がりから、東福岡はアクセル全開。
松商学園がボールを持つと素早くプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪う。そしてボールを奪ったら、どんどん縦パスを前線に送っていく。そのフィードの精度、また前線でトラップする側の技術が高く、ゲーム序盤は東福岡が完全に圧倒した。
まずは前半2分、⑩井上翔太の中央を切り裂くドリブルから、21皿谷圭史郎が右足のインサイドで流し込んで東福岡が先制。さらに15分には、先制点を決めた21皿谷圭史郎が右サイドから左足でシュート。当たり損ないに見えたが、敵DFがうまい具合にブラインドになって2点目を追加する。
なかなか悪い流れを断ち切れない松商学園。18分にはクロスの処理ミスを東福岡⑤宇田侑司に押し込まれ、3点のビハインドを背負ってしまう。東福岡の勢いの前にドタバタしていたら、あれよあれよという間に大量得点されてしまったような印象だ。
東福岡はフィジカルが優れており、常に球際での1対1で優位に立っていた。また、オフ・ザ・ボールの動きが活発で、1人1人がボールを持つ時間が少なく、リズミカル&ダイナミックな攻撃を見せていた。さらに個々のキック&トラップといった基礎技術の完成度も高いので、東福岡は非常に強いチームという印象を受けたのだが……。
3点を奪ってからは弱点も見え始めてきた。
松商学園が落ち着きを取り戻してくると、前線&中盤からのチェックがかわされて、アッサリとゴール前にボールを運ばれるシーンが増えてきた。さらに球際の強さと戦う気持ちが仇(あだ)になり、ペナルティエリア内でのファウルで松商に2回のPKを献上してしまう。
このPKの2発目を①上田耕治がファインセーブしたことで東福岡は何とか逃げ切ることができたが、もしも2発とも決められていたら試合の流れはまったくわからなかっただろう。
体力、技術、組織についてはほぼ完璧に見えた東福岡だったが、「冷静なゲーム運び」というメンタル面については課題が残る初戦だったと思う。
東福岡・森重潤也監督
「後半、松商学園は風上に立って激しく攻撃をしかけてきたので、それに対抗するためには、球際の強さをもっと出していかなければ」 |