準々決勝
1月5日(金)/14:10キックオフ/神奈川県・三ツ沢球技場/観客6500人/試合時間80分
八千代 2(1-0、1-1)1 丸岡 |
第一試合とはうって変わって、こちらの試合は立ち上がりから決定機のオンパレードで息つく暇がない。ところが、もう笑っちゃうくらいお互いにゴールが入らない。
丸岡は、八千代DFライン前のスペースに、⑨笹野泰樹が入り込んでボールを受け、敵の目を引き付けている間に、FWやMFが浅いラインの裏へ飛び出してスルーパスを受けるパターン。八千代は看板選手である、MF⑩米倉恒貴や⑪山崎亮平のキレのあるドリブルからシュートチャンスを作った。
お互いにそうした攻撃に対する、守備側の対応が鈍いのが気になった。ゴールが決まらなかったからよかったものの、八千代は通常なら取り返しのつかない裏の取られ方をされまくっていたし、丸岡のほうも⑩米倉や⑪山崎のターンやフェイントにことごとく引っかかってしまっていた。
前半のゴールは34分に八千代が挙げる。敵ボールをゴール前で奪った⑪山崎が、キックフェイントを混ぜながら右へ右へと移動していって敵をかわし、最後はGKの肩越しにゴールニア上を突くシュートを決めた。⑪山崎はこれが前半5本目のシュートで、ようやく決まった感じ。だが、皆が外しまくる嫌な雰囲気の中で、よく決めたともいえるのだろうか。ちなみに⑪山崎はキックフェイントや切り返しだけでなく、ボールを蹴り上げて敵の頭越しに抜く、シャペウを多用することで鳴るようだ。国立でも期待。
後半の八千代はさすがにDFラインが深めで、無闇に上げることがなくなった。これでスペースがなくなり、丸岡自慢の⑪棗佑喜の足が生かせなくなる。ゲームは落ち着いた感じになったが、これはリードしている八千代がうまくコントロールしたといえるのだろう。お互いにFKからシュートシーンを作るのが主になったが、八千代は33分に得たゴールやや左の絶好の位置からのFKから、見事にゴールを挙げた。⑩米倉のシュートがバーに跳ね返り、それを敵味方の中で一番反応がよかった⑪山崎が押し込んだ。
丸岡は37分に同じような位置のFKから、⑩徳丸敬紘が左足シュートを打ったが、バーに当たって大きく跳ね返る。39分に左から⑨笹野がドリブルシュートを決めてなおも攻め、ラストプレーでは⑩徳丸が振り向きざまにミドルシュートを放った。強烈なシュートはやや無回転気味に進み期待を抱かせたが、GKの正面に収まって試合終了。丸岡は大会を通してゴールに対してツキがなかったようだ。
八千代・砂金伸監督
「丸岡のパワー、スピードに面食らって苦戦しました。苦しい中でも勝ち越せたのは収穫です。国立は未知の世界で楽しみ。できるかぎりベストの状態にして臨みたいです」
八千代・⑪山崎亮平
「1点目はGKがよく見えていて、2点目はつめるだけ。ラッキーでした。ただ、得点できたことよりも、チームが勝ったほうがうれしいです。国立のピッチに立てるのはうれしいですが、まだ準決勝です。自分たちのサッカーをやるだけです」
丸岡・小林正純監督
「今日はベストゲーム。12月28日に練習試合を八千代とやったので、相手の出方がわかっていたのでいいゲームになったのだと思う。前半のチャンスにゴールを取っていれば流れが変わっていたかもしれないが、今日は1点取れてよかった」
丸岡・⑩徳丸敬紘
「PK戦で3回勝ってきたのでツキはあったと思う。今日はポストやバーに当たったシュートが多く、ツキに見放されちゃいました。点を取れていなくて今日は攻撃的にいったので、失点は仕方がない。結果は1-2でしたけど、みんな気持ちを一つにしてすべてやり切りました」
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