10年7月3日 20:30 エリスパーク(ヨハネスブルク) |
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苦しみながらも決勝点につながる打開力を発揮して、マンオブザマッチに選ばれたイニエスタ
Photo:ロイター/アフロ |
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| パラグアイ |
| 監督マルティーノ |
GK
1ビジャール
DF
3モレル、21アルカラス、14ダ・シルバ、2ベロン
MF
11サンタナ、16リベロス、15カセレス、8バレット
FW
18バルデス、7カルドーソ
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| 交代 |
| 後半18分 |
8バレット→13ベラ |
| 後半26分 |
18バルデス→9サンタクルス |
| 後半38分 |
15カセレス→19バリオス |
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| 警告・退場 |
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後半13分 |
15カセレス |
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後半13分 |
21アルカラス |
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後半25分 |
3モレル |
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後半42分 |
11サンタナ |
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| スペイン |
| 監督デル・ボスケ |
GK
1カシージャス
DF
11カプデビラ、5プジョル、3ピケ、15セルヒオ・ラモス
MF
8シャビ、16ブスケッツ、14シャビ・アロンソ
FW
7ビジャ、9F・トーレス、6イニエスタ |
| 交代 |
| 後半10分 |
9F・トーレス→10セスク |
| 後半29分 |
14シャビ・アロンソ→18ペドロ |
| 後半38分 |
5プジョル→4マルチェナ |
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| 警告・退場 |
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後半11分 |
3ピケ |
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後半17分 |
16ブスケツ |
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パラグアイは、120分を戦った日本戦のスタメンから、6人を入れ替えて臨んだ。スペインはパラグアイの組織的なプレッシングと、そこからの素早いカウンターに苦しんだ。お互いにPKを与えて外すなど、試合は全く読めない展開だったが、最後はシャビとイニエスタのチャンスメークからビジャが決めた。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
0分 パラグアイ サンタナ 決定機
左サイドのスローインから、競り合ったボールが中央に流れて、サンタナがシュート。
18分 スペイン イニエスタ 足ワザ
シャビ・アロンソからのパスに対して寄せてきた敵を、【回転トラップ】とインサイドターンでかわして入れ替わる。ファールをゲットした。
23分 スペイン ビジャ 足ワザ
左サイドでビジャがパスを受けて、ヒールパス。カプデビラが走り抜けて突破。
28分 パラグアイ バレット 決定機
イニエスタのボールを奪って素早くカウンター。バレットがターンしてシュート。
31分 スペイン イニエスタ 足ワザ
サイドチェンジを受けたイニエスタが、右足→左足の【ダブルタッチ】と、引きずりコントロールで突破。ファールで止められた。
38分 スペイン セルヒオ・ラモス 足ワザ
セルヒオ・ラモスがボールいじりから【キックフェイント】でかわす。
42分 スペイン シャビ 足ワザ
イニエスタやF・トーレスとのパス交換から、シャビが寄せてきた敵の足をかわすアウトチップスルーパス。F・トーレスに渡った。
44分 スペイン イニエスタ 足ワザ
ボールを受けて軸裏コントロールからインサイドターンでかわした。シャビがアウトフリックでボールを送ったが、F・トーレスのポストプレーは精度を欠いた。
12分 パラグアイ カバニ 決定機
左CKに対してファーサイドからカットインするカバニを、ピケが倒してPKの判定。ところがカバニが蹴ったPKはカシージャスに防がれて、絶好のチャンスを逃す。
15分 スペイン シャビ・アロンソ 決定機
パラグアイのPKの直後、ビジャの突破を阻んだアルカラスにファールの判定。スペインにもPKが与えられる。しかし、シャビ・アロンソが蹴ったPKは一本目はやり直しになり、2本目を防がれてこちらも絶好機を逃す。
16分 スペイン イニエスタ 足ワザ 決定機
シャビ・アロンソからセスクを経由して、イニエスタが右サイドから右足で【インカーブシュート】。
28分 スペイン イニエスタ 足ワザ
CKから【ダブルタッチ】で1人かわし、さらに引きずりコントロールでもう1人かわして左足でクロスを上げた。
37分 スペイン ビジャ ゴール シャビ 足ワザ
シャビがアウトフリックでイニエスタにパスを送り、ドリブルで持ち込んで敵を引きつけてペドロへパス。ゴールポストに当たって跳ね返ったボールを、ビジャが押し込んで決勝点を挙げた。
43分 パラグアイ サンタクルス バリオス 決定機
イニエスタからボールを奪ってカウンター。サンタクルスがシュートを打ち、カシージャスがはじいたとこをさらにバリオスがシュート。カシージャスのファインセーブでスペインは辛うじて勝利を収めた。
本来のスペインの輝きを取り戻すためには
ワンボランチを務められる人材がほしい |
パラグアイは、優勝候補スペインを相手に素晴らしい試合を見せた。決してベタ引きというわけではなく、コンパクトに組織された陣形からのプレッシングでボールを奪い、速攻を仕掛ける。“攻撃的なディフェンス”という印象だった。
スペインは4-2-1-3の布陣を敷き、司令塔のシャビが“1”の部分に入ったが、センターフォワードのF・トーレスの近くでプレーする選手がいないので、完全に孤立してしまった。パラグアイのプレッシングをかわすためには、パラグアイのDFと中盤のすき間で縦パスを受ける選手が必要だったのだが、前半のスペインにはそれがなかった。調子の上がらないF・トーレスは、自国メディアからも酷評されているが、彼に対するチームとしてのサポートが足りないことにも言及しなければならないだろう。
そこで後半、デル・ボスケ監督が動いた。セスクを投入して、DFと中盤のすき間でパスを受ける選手を作ろうとした。さらにシャビ・アロンソを下げてペドロを投入したことで、ブスケッツがワンボランチを務める4-1-2-3のような形に移行して、前線に基点を置いた。これによってスペインはリズムを取り戻し、パラグアイを混乱させることができた。
本来ならスペインは、試合の最初からワンボランチシステムにしたほうがパラグアイのシステムのすきを突きやすかったはずだが、スペインにはドイツのシュバインシュタイガーのような存在が足りなかった。これが苦戦の要因の1つとして考えられるだろう。
もしも最初にパラグアイが得たPKが決まっていれば、パラグアイが勝利していたかもしれない。日本戦から6人を入れ替えても、これだけのすばらしい戦いができるということは、パラグアイがいかにチーム全体としてまとまっているのかを現しているのだろう。
逆にスペインは、前線からどんどんアタックしてくるドイツに向けて、そのプレッシングをかわすための最高のトレーニングになったのではないだろうか。次の試合こそ、スペインの本領を発揮してもらいたいものだ。 |
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