10年7月2日 16:00 ネルソン・マンデラ・ベイ(ポートエリザベス) |
| オランダ |
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ブラジル |
スナイデル(後半7分)
スナイデル(後半22分) |
得点者 |
ロビーニョ(前半9分) |
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2得点を演出したスナイデル。彼の決定力はすごすぎる
Photo:AP/アフロ |
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| オランダ |
| 監督ファン・マルバイク |
GK
1ステケレンブルフ
DF
5ファン・ブロンクホルスト、13オーイヤー、3ハイティンハ、2ファン・デル・ウィール
MF
8デ・ヨンク、6ファン・ボメル、7カイト、11ロッベン、10スナイデル
FW
9ファン・ペルシー
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| 交代 |
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| 警告・退場 |
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前半13分 |
3ハイティンハ |
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後半1分 |
2ファン・デル・ウィール |
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後半18分 |
8デ・ヨンク |
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後半30分 |
13オーイヤー |
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| ブラジル |
| 監督ドゥンガ |
GK
1ジュリオ・セザール
DF
6バストス、4フアン、3ルシオ、2マイコン
MF
5フェリペ・メロ、8ジウベルト・シウバ、11ロビーニョ、10カカ、13ダニエウ・アウベス
FW
9ルイス・ファビアーノ |
| 交代 |
| 後半16分 |
6バストス→16ジウベルト・メロ |
| 後半31分 |
9ルイス・ファビアーノ→21ニウマール |
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| 警告・退場 |
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前半36分 |
6バストス |
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後半27分 |
5フェリペ・メロ |
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ブラジルは序盤から細かいコンビネーションを中心に、試合を優勢に進め、一瞬のすきを突いたロビーニョのゴールで前半を1-0で折り返す。しかし後半、我慢しながら戦うオランダは、スナイデルがFKとCKから2得点を挙げ、セットプレー2発で逆転。ブラジルの退場者にも救われて勝利を得た。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
9分 ブラジル ロビーニョ ゴール
中央でボールを持ったフェリペ・メロから、ディフェンスラインの裏へ走り込むロビーニョへロングスルーパス。そのままゴールに流し込んでブラジルがあっさり先制。ルイス・ファビアーノの下がる動きにハイティンハが引きつけられ、空いた裏のスペースを突かれてしまった。
23分 ブラジル フェリペ・メロ 足ワザ
後ろから寄せてきたファン・ボメルを、軸足を飛ばす【クライフターン】でかわした。
26分 ブラジル フアン 決定機
ダニエウ・アウベスが蹴った右CKのこぼれ球を、ジウベルト・シウバから再びダニエウ・アウベスにつなぐ。2回の【キックフェイント】から中央へ折り返し、フアンがボレーで狙うがバーの上に外れた。
32分 ブラジル ルイス・ファビアーノ 足ワザ カカ 足ワザ 決定機
左サイドをロビーニョが突破してルイス・ファビアーノへパス。これを【軸裏パス】でカカへ送り、カカは【インカーブシュート】でゴールを狙う。GKステケレンブルフのファインセーブでCKへ。
35分 オランダ ファン・ペルシー 足ワザ
左サイド、ライン際でマイコンを背負った状況。【クライフターン】でかわして中央へカットインし、倒れ込みながら左アウトで縦方向へアングルを変えるスルーパス。敵の意表を突き、カイトが走り込んだ。
2分 ブラジル カカ 足ワザ ルイス・ファビアーノ 決定機
ロングボールをカカが【つま先トラップ】してコントロールし、ワンツー突破からルイス・ファビアーノへ渡してシュート。
7分 オランダ スナイデル ゴール
右サイドでロッベンが受けたファールで得たFK。スナイデルが不意を突いて素早いリスタートで縦へ走るロッベンへパスした後、もう一度スナイデルがボールを受ける。フリーの状態から左足でクロスを送り、中央でフェリペ・メロとGKジュリオ・セザールが交錯してゴール。
14分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
ロッベンのドリブルのこぼれ球を拾って、ドリブル返し。【シザーズ】でかわして縦パスを送った。
19分 ブラジル カカ 足ワザ 決定機
右サイドのスローインから、マイコンがクロス。中央のこぼれ球を、カカが小さく【キックフェイント】を入れてシュート。枠を外した。
22分 オランダ スナイデル ゴール
ロッベンの強い弾道の右CKを、ニアサイドでカイトがヘディングですらしたボールを、中央でスナイデルがヘディングで押し込む。ブラジルは、オランダの得意なセットプレーの形にハマった。そもそもCKを与えたのも、フアンがブラジルらしからぬセーフティークリアでボールを蹴り出したからであり、嫌な予感はあった。
24分 オランダ デ・ヨンク 足ワザ
ダニエウ・アウベスのプレスに対して、右足の【シザーズ】でわずかなタメを作って左アウトでパス。ファールをゲットした。
35分 ブラジル ニウマール 足ワザ
ロングボールに対して、右足で軸裏からトラップしてサイドへ。CKを得た。
45分+2 オランダ ロッベン 決定機
ロングボールによるカウンターアタック。フンテラールがフリーでゴール前へ侵入。しかし、時間を稼ぐかゴールを狙うのか迷ったためか、判断が遅れた。ロッベンへパスするものの、敵にカバーされて絶好機を逃した。
| ゲームの感想 |
★★★☆☆ |
こんなオランダを見たことがない |
リアリストに変化したチーム同士の対決
勝負に徹した“珍オランダ”が勝利 |
ブラジルの悪いクセが出た、という印象である。前半のうちに追加点を挙げるチャンスがあったのに、それを外してしまった。この時点で、ブラジルは後半に相当なプレッシャーと緊張感を持って臨むべきだったのだが、残念ながら、手も足も出ないオランダを見てすっかり調子に乗ってしまい、逆転を許してしまった。本当に優秀な指揮官には、高性能の警報機がついていて、チームが悪くなりかけた瞬間に、カミナリを落とすという。最強と見られていた今回のブラジルだが、その要素が唯一欠けていたのだろうか。
ところで、ファン・マルバイクが率いる今大会のオランダには、明らかな変化があった。美しさ至上主義の国が、自陣に引いて守ったり、攻撃を我慢してバランスを保ったり……勝利へのこだわりを見せているのである。あのオランダが“リアリスト”として生まれ変わり、90分間の中で美しい攻めなどほとんど見せず、我慢して守った末にセットプレー2発で勝利を収めるとは……これは“大事件”というしかない。おそらく、オランダサッカーを長く応援しているファンが、最も複雑な気持ちになっているのではないだろうか。
一方、同じような変化はブラジルにもあった。攻撃的で足ワザをどんどん繰り出してファンを魅了するサッカースタイルが、ドゥンガ監督の就任により、バランスを重視した現実的なスタイルへと変化している。両国に共通するのは、自国の記者やファンに好かれない代表チーム、ということである。
ブラジルは敗退してしまったが、もしもファン・マルバイク率いるオランダが史上初のワールドカップ優勝を果たしたとき、美しさ至上主義の国民はどんなリアクションを取るのだろうか。そのときが楽しみである。 |
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