10年6月23日 20:30 サッカーシティ(ヨハネスブルク) |
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決勝点となったエジルのスーパーゴール。羽生直剛に似ているというウワサも……
Photo:PanoramiC/アフロ |
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| ガーナ |
| 監督ラジェバッツ |
GK
22キングソン
DF
2サルペイ、5ジョン・メンサー、8ジョナサン・メンサー、4パンツィル
MF
23K・ボアテング、21アサモアー、6アナン
FW
13アイェウ、12タゴエ、3ギャン
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| 交代 |
| 後半18分 |
12タゴエ→11ムンタリ |
| 後半36分 |
3ギャン→14アモア |
| 後半45分+1 |
13アイェウ→18アディアー |
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| 警告・退場 |
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前半39分 |
13アイェウ |
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| ドイツ |
| 監督レーブ |
GK
1ノイアー
DF
20J・ボアテング、3フリードリヒ、17メルテザッカー、16ラーム
MF
6ケディラ、7シュバインシュタイガー、10ポドルスキ、13ミュラー、8エジル
FW
19カカウ |
| 交代 |
| 後半21分 |
13ミュラー→15トロホウスキ |
| 後半27分 |
20J・ボアテング→2ヤンセン |
| 後半35分 |
7シュバインシュタイガー→18クロース |
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| 警告・退場 |
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前半42分 |
13ミュラー |
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D組はガーナが勝ち点4、ドイツ&セルビアが3、オーストラリアが1という状態で最終戦へ。自力でグループリーグ突破を決めるためには勝利が必要だったドイツは、前半から猛攻。それをガーナが受け止める展開となった。オーストラリアがセルビアに2点をリードしたことで、後半は消化試合となった。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
1分 ドイツ シュバインシュタイガー 足ワザ
足元へのパスに対して寄せてくる敵を、軸足の裏を通す【クライフターン】でトラップしてパス。
4分 ドイツ シュバインシュタイガー 足ワザ
足裏でボールを引き、ダブルタッチでパスを出して密集の中から脱出。
9分 ドイツ ポドルスキ 決定機
エジルから左サイドを走り抜けるポドルスキへスルーパス。鋭いクロスが敵DFに当たって、オウンゴールになりそうだった場面。
13分 ガーナ ギャン 決定機
ゴールキックからアサモアとK・ボアテングのコンビネーションで左サイドを崩す。ギャンのシュートは敵にブロックされた。
24分 ドイツ J・ボアテンク 足ワザ
右サイドで足元にパスを受けるシーン。寄せてきたギャンを、足裏でボールを引いて【クライフターン】でかわす。
30分 ドイツ ラーム 足ワザ
右サイドを駆け上がったラームが、【インアウト】でタイミングをずらしてクロスを上げた。
5分 ガーナ アサモア 決定機
ゴールキックをギャンが頭で競り合い、落としたボールをアサモアが左足でシュートを打つが、惜しくも外れた。
14分 ドイツ エジル ゴール
ケディラとのパス交換で右サイドを攻略したミュラーが、中央へカットインして平行パス。これをエジルは左足のトラップでボールを少し浮かせて、ハーフボレーでゴールを狙う。ボールは見事、ゴール左隅に吸い込まれた。
20分 ガーナ アイェウ 決定機
ゴール前に走り込んだアイェウが、ギャンからのパスを受けてシュート。ラームがかろうじて体を張ってブロック。ドイツは何とか難を逃れた。
23分 ドイツ カカウ 決定機
サイドチェンジを受けたエジルがドリブルで持ち込み、最後はカカウがシュート。惜しくも外れた。これ以降は、お互いにほとんど決定機はなし。オーストラリアvsセルビアのスコア状況を聞き、両チームともこのまま試合を終わらせる方向へ。
| ゲームの感想 |
★★☆☆☆ |
裏のカードのほうが当たりかも? |
決勝トーナメントで戦いながら
さらにチームの熟成を進めたいところだ |
ガーナは引き分け以上で決勝トーナメント進出決定。そしてドイツは、勝利すれば自動的に進出決定だが、引き分け以下なら裏のカードであるオーストラリアvsセルビアの結果に左右されるという状況で迎えた試合となった。
勝ち点3が欲しいドイツは、前半から猛攻を仕掛ける。これまでの試合で分かっていたことだが、ガーナはディフェンスラインの幅が広く、横に広がってマンツーマンで相手のFWや攻撃的MFをマークする傾向がある。そのため左右のサイドバックは、ポドルスキやミュラーに注意を注いでおり、センターバックへのカバーリングが遅れることはガーナの弱点だった。
その状況に対して、序盤のキープレーヤーはケディラ。ドイツはあえてエジルがカカウと同じ前線ラインに並び、ガーナのセンターバックに1対1でマークさせる状況を作った上で、ケディラが抜け出して3対2の数的優位を作る。そこから3人目の動きでディフェンスラインの背後のスペースへ飛び出すことで、前半序盤はドイツが優勢に試合を進めた。ガーナの弱点はセルビア戦にも見られていたが、リスクを考えてか、セルビアはあまり中央の選手が飛び出そうとはしなかったが、ドイツはそれを頻繁に行った。特筆すべきは、エジルの知性的なポジショニングだ。敵センターバックを引きつけてスペースを作る、あるいは逆に自分のところが緩くなったらすぐに敵の死角から飛び出す。スペースを使う動きと、空ける動きの両方が非常にスムーズだった。ドイツの生命線を握る選手といえるだろう。そして逆に、カカウの動きはあまり賢いものではなかった。ボールの受け手になろうとして動き回っていたが、敵ディフェンスラインへの駆け引きに乏しいので、怖さがない。また、スペースへ飛び出すときも、敵の背後など死角から飛び出すエジルに対して、カカウは敵の目の前を横切るような飛び出し方が多い。これではマークを置き去りにすることはできない。カカウにパスを出す味方の側も、フラストレーションを露にするシーンが何度もあった。クローゼが戻ってきたら、おそらくスタメンは元に戻るのではないだろうか。
いずれにしろ、DFから丁寧に組み立てるビルドアップ、選手がワイドに開いてパスコースを多く発生させるシステムといい、ドイツはどんどん「ドイツらしからぬ」モダンなチームへと変化しつつある。ただし、今はディフェンスラインでのパスミスや、カカウがなじめなかったこと、さらに両攻撃的MFの守備の意識が薄いことなど、“穴”が散見されるのは事実だろう。ガーナにもいえることだが、決勝トーナメントで優勝候補筆頭クラスと対戦する前に、チームの熟成をさらに高めたいところだ。 |
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