10年6月23日 16:00 ロフタス・バースフェルド(プレトリア) |
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ドノバンのシュートに飛び込むGKエムボリ。敗れはしたが、記憶に残るビッグセーブを連発した
Photo:ロイター/AFLO |
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| アメリカ |
| 監督B・ブラッドリー |
GK
1ハワード
DF
12ボーンスタイン 15デメリット 3ボカネグラ 6チェルンドロ
MF
8デンプシー 10ドノバン 19エドゥ 4M・ブラッドリー
FW
9ゴメス 17アルティドール
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| 交代 |
| HT |
9ゴメス→22フェイルハーバー |
| 後半18分 |
19エドゥ→14バドル |
| 後半35分 |
12ボーンスタイン→7ビーズリー |
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| 警告・退場 |
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後半16分 |
17アルティドール |
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後半44分 |
7ビーズリー |
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| アルジェリア |
| 監督サーダン |
GK
23エムボリ
DF
4ヤイア 5ハリシェ 2ブゲラ
MF
15ジアニ 13マトムール 3ベルハジ 8ラセン 19イェブダ 21カディル
FW
11ジェブール |
| 交代 |
| 後半19分 |
11ジェブール→9ゲザル |
| 後半23分 |
15ジアニ→17グェディウラ |
| 後半39分 |
13マトムール→10サイフィ |
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| 警告・退場 |
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前半11分 |
19イェブダ |
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後半40分 |
4ヤイア |
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後半37分 |
8ラセン |
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後半47分 |
4ヤイア |
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ともに決勝トーナメント進出の可能性が残されていたため、序盤から積極的にゴールを狙う展開。立ち上がりこそアルジェリアにチャンスがあったが、総合力で勝るアメリカが徐々に主導権を握る。そして0-0が濃厚となった後半ロスタイム。ドノバンが劇的な決勝点を挙げ、アメリカが1位通過を決めた。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
5分 アルジェリア ジェブール 決定機
後方からのロビングボールをアメリカのDF2人が目測を誤る。ジェブールが完全にフリーとなり、胸トラップからボレーシュートを放つも、クロスバーを直撃。これが決まっていたら、試合はまったく違う展開になっていたかもしれない。
6分 アメリカ ゴメス 決定機
出場停止のファインドリーに変わって先発したゴメスにいきなりビッグチャンス。ゴール右でフリーでシュートを放つも、GKにはじき出される。
19分 アメリカ ゴメス 決定機
相手DFのクリアミスがゴール右で待ち構えていたゴメスの元へ。前にはGKしかいなかったが、シュートはGKの正面へ。さらにそのこぼれをダイレクトで狙うが、ファーサイドに詰めていたデンプシーがオフサンドの判定でノーゴールとなった。落ち着けゴメス。
32分 アメリカ チェルンドロ 足ワザ
右SBのチェルンドロが右サイドを縦にドリブル。並走してきたDFを【キックフェイント】で切り返し、左足でクロスを送る。
34分 アメリカ デンプシー 決定機
ドノバンが、ゴール前に全速力で走り込むデンプシーに右からグラウンダーのパス。デンプシーの足元にピタリと合い、ワントラップでDF2人の間をすり抜ける。その勢いでシュートを放つも、飛び出したGKの好セーブに合う。それにしてもGKエムボリの判断力は素晴らしい。
36分 アメリカ ドノバン 決定機
縦パスをM・ブラッドリーに落としたドノバンは、裏のスペースへ抜け、M・ブラッドリーの股抜きパスを決定的なエリアでレシーブ。GKが突進してきたため、左にボールを流し、シュートへいくが、アルティドールも足を振ったため、お互いを過剰に意識して、シュートはバーの上を越える。もしかしたら、アルティドールのシュートだったかも。どちらか判別できないくらい、2人の足の振りは速かった。
6分 アルジェリア ベルハジ 足ワザ
アルジェリアの誇るサイドアタッカー、ベルハジが、左サイドを【ジグザグドリブル】。タッチが柔らかくスピード感もあった。
8分 アメリカ アルティドール 足ワザ
敵を背にしてロングボールを胸トラップしたアルティドール。そのボールを落とさずにそのまま後方に上げる【シャペウ】を見せる。すぐに反転してボールをレシーブするも、次の敵に寄せられてしまう。
11分 アメリカ アルティドール 足ワザ デンプシー 決定機
アルティドールが左サイドで【裏通り】を見せ、縦に突破。トップスピードで中央にクロスを送り、それをデンプシーがコースを狙ってインサイドシュート。右ポストに直撃し、跳ね返ったところを再びデンプシーが狙うも、長距離を走った疲れから、しっかりミートできなかった。
19分 アメリカ フェイルハーバー 決定機
右サイドでドリブルし始めたフェイルハーバーが前にいたDFを縦にぶっちぎり、クロス性のシュート。しかしGKの足に当たりゴールならず。
22分 アメリカ バドル 決定機
左からのクロスを途中出場のバドルがジャンプヘッド。ジャストミートした強烈なシュートだったが、GKにはじかれ、ボールを押さえ込まれる。GKエムボリのすごいところは、こぼしたボールへの寄せの早さ。それがなければ、このシーンでも得点を奪われていたはずだ。
22分 アルジェリア ジアニ 決定機
カウンター攻撃。左クロスがファーサイドに走り込んだジアニの元へ。ゴールを遮るものはGKしかなかったが、なぜか力んでしまって、足にミートせず、枠を外してしまう。冷静になれジアニ。
33分 アメリカ M・ブラッドリー 決定機
ゴールやや左約20メートルのFK。ちょこんと横に出したボールに走り込んだM・ブラッドリーが弾丸シュート。しかしGKの正面を突く。なぜかGKはボールの正面にきっちり入っている。
45分 アメリカ ドノバン ゴール
アメリカ、ピンチの後のカウンター攻撃。ドノバンがトップスピードで持ち込み、右のアルティドールへ。アルティドールはダイレクトで折り返し、そこにデンプシーが飛び込んでGKの交錯。そのこぼれ球をドノバンが押し込む。終了間際の劇的弾に、選手たちがコーナー付近で折り重なるように歓喜の人山を作る。
| ゲームの感想 |
★★★★☆ |
壮絶なゴール前の攻防が見られた |
ファウルの少ないスリリングな好ゲーム |
アルジェリアに終了間際、レッドカードが提示されたものの、全体的にファウルの少ないクリーンな試合で、かつ、壮絶でスリリングな好ゲームだった。
意外だったのは、アルジェリアの生真面目な働きぶり。アフリカ勢に限らず、南米チームにも多少ダーティーなイメージがつきまとう。大げさに倒れたり、もんどり打って痛がったり、アフターチャージをしたり。しかしアルジェリアには、そんなシーンが思った以上に少なかった。アメリカが直接ゴールを狙える位置でFKを得たのは、後半28分のこと。それまでペナルティーエリア周辺はおろか、その他のエリアでもほとんどファウルはなかったように思う。
それはジャスティスの国、アメリカが対戦相手だったことも関係するだろう。互いのクリーンファイトが、劇的で内容のある試合を演出してくれたことは間違いない。
試合は終始、アメリカのペースだった。グループCの全チームに決勝トーナメント進出の可能性があるものの、最下位のアルジェリアは複数の点を取って勝たなくてはいけなかった。そこでサイド突破を得意とする左SBベルハジを高い位置に上げ、3バックに変更。右MFのカディルも攻撃的なポジションを取り、ガンガン前に攻め上がった。
しかしアメリカは前掛かりになった裏のスペースをスピーディーに突き、次々チャンスを作り出す。後半に入ると、アルティドールがスピードを生かして前に突進し、ゴールを何度も脅かすと、後半ロスタイム、カウンター攻撃からアルティドールが絡んで最後はドノバンが押し込んだ。0-0で終われば、両チームともグループリーグ敗戦が決定していただけに、劇的なゴールとなった。
敗れはしたがアルジェリアの諦めない姿勢は賞賛に値するものだった。特にスーパーセーブを連発したGKエムボリは、まるでボールがエムボリに吸い寄せられるような、そんな感覚さえあった。
グループCは戦前の予想通り、イングランドとアメリカが制したが、スロベニア、アルジェリアの健闘が、イングランド、アメリカのよさを引き出し、たくさんの名シーンを提供してくれた。 |
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