10年6月21日 20:30 エリスパーク(ヨハネスブルク) |
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この日、2ゴールを挙げたビジャ。ハットトリックをかけたPKは枠の外へ
Photo:Action Images/アフロ |
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| スペイン |
| 監督デル・ボスケ |
GK
1カシージャス
DF
11カプデビラ、5プジョル、3ピケ、15セルヒオ・ラモス
MF
8シャビ、14シャビ・アロンソ、16ブスケツ
FW
9F・トーレス、7ビジャ、22ヘスス・ナバス
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| 交代 |
| 後半20分 |
8シャビ→10セスク |
| 後半24分 |
9F・トーレス→13マタ |
| 後半31分 |
15セルヒオ・ラモス→17アルベロア |
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| 警告・退場 |
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| ホンジュラス |
| 監督ルエダ |
GK
1バジャダレス
DF
21イサギーレ、3フィゲロア、2チャベス、23メンドーサ
MF
8W・パラシオス、13エスピノーサ、20ゲバラ、19トゥルシオス、15マルティネス
FW
11D・スアソ |
| 交代 |
| HT |
13エスピノーサ→12ウェルコメ |
| 後半17分 |
19トゥルシオス→7ヌニェス |
| 後半38分 |
11D・スアソ→10J・パラシオス |
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| 警告・退場 |
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前半7分 |
19トゥルシオス |
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後半37分 |
18ケイタ |
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初戦に負けたことで、後がなくなった優勝候補のスペイン。前半からホンジュラスを相手に圧倒的な攻撃力を見せつけ、前半16分にビジャの個人技による突破から先制、さらに後半5分には前がかりになるホンジュラスにカウンターアタックを浴びせて追加点。ビジャの2ゴールで快勝した。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
6分 スペイン ビジャ 決定機
ペナルティーエリア前でボールを持ったビジャが、少し体勢を崩しながらミドルシュート。GKの頭を超えてバーをたたいた。
7分 スペイン ヘスス・ナバス 足ワザ
ブスケッツが奪ったボールを、ダイレクト足裏パス。寄せてくる敵を華麗にかわした。
10分 スペイン セルヒオ・ラモス 決定機
CKからつないでクロス。セルヒオ・ラモスがヘディングシュートを打つが、惜しくも外れた。
13分 スペイン ビジャ 足ワザ 決定機
シャビ・アロンソからのサイドチェンジを受けて、左サイドからドリブルで仕掛ける。【ボディーフェイク】で中央へカットインしてシュート。枠を外れた。
14分 ホンジュラス パラシオス 足ワザ
中盤で寄せてくるブスケッツを、2連続の【シザーズ】でかわしてパス。
16分 スペイン ビジャ 足ワザ ゴール
13分のシーンと同じように、サイドチェンジを受けて左サイドから仕掛ける。今度は2人の敵が立ちふさがったが、その間を、右足のみの【ダブルタッチ】で突破。さらに右アウトターンで寄せてきた3人目をかわして、倒れ込みながらシュート。見事なゴールだった。
32分 スペイン セルヒオ・ラモス 足ワザ F・トーレス 決定機
右サイドを【裏通り】で突破してクロス。F・トーレスがヘディングで狙うが外れた。
32分 スペイン F・トーレス 決定機
ビジャのチェイシングから、ボールを拾ったF・トーレスがシュート。絶好機だったが、大きくバーの上へ。まだまだ調子が上がらないようだ。
41分 スペイン F・トーレス 足ワザ
左サイドでボールを受け、【クライフターン】と切り返しで突破し、さらにシャビとのワンツーで縦へ抜けようとするが、これは失敗。
44分 スペイン F・トーレス 決定機
シャビ・アロンソからのロングスルーパスにビジャが走り込み、中央のF・トーレスへ折り返す。これをシュートするものの、敵に当たって外れた。
1分 ホンジュラス パラシオス 足ワザ
【シザーズ】でまたいで、タイミングをずらしてパス。ただし、あまりに同じパターンを多用しすぎて、徐々に読まれてきた。
5分 スペイン ビジャ ゴール
前がかりになったホンジュラスへカウンターを浴びせたシーン。シャビがボールを持ってドリブルで運び、左のビジャを見たり右のヘスス・ナバスを見たりしながら、右サイドのヘスス・ナバスへパス。F・トーレスとシャビがゴール前へ飛び込んで敵を引きつけ、後方に残ったビジャに折り返しが渡ってシュート。敵に当たってそのままゴールに吸い込まれた。
14分 スペイン ヘスス・ナバス 足ワザ ビジャ 決定機
ペナルティーエリア右側からヘスス・ナバスが仕掛ける。縦に持ち込んで【クライフターン】で切り返そうとしたところを、敵に足を引っかけられてPKをゲット。しかし、ビジャのPKは外れた。
17分 スペイン セルヒオ・ラモス 足ワザ
右サイドをヘスス・ナバスとのワンツーで突破し、【クライフターン】で中央へカットインしようとしたところで足を引っかけられてファールゲット。
40分 スペイン ビジャ 決定機
中盤でボールを奪ってショートカウンター。ヘスス・ナバスからの折り返しをビジャがシュートするが、敵にスライディングカットされた。
スペインに足りない局面の強さを
ビジャが見せてくれた |
ビジャの突破には、自分の過去のプレーを布石にした駆け引きが随所に見られた。たとえば前半13分、1対1で仕掛けて中央へカットインを成功させたシーンがあった。すると続く16分、同じようなシーンを迎えたとき、ホンジュラスは同じように突破されるのを恐れて、中央側を遮断するディフェンスを置いて、2人でビジャのドリブルを防ごうとした。
ところが、この「2人マーク」というのが落とし穴なのである。ストライカーDX本誌でも何度も取り上げているが、このとき守備側にとって最も気をつけなければならないのは、2人の間を突破されることである。どうしても守備の意識としては、「そっち側はあいつがカバーしていてくれるだろう」とお互いの意識が緩みがちになり、すきが生まれやすい。ホンジュラスの2人のDFは、ビジャの突破に対して、完全に足をそろえて虚を突かれた状態になった。ビジャは敵の心のすきをダブルタッチで突いたといえる。
ビジャには他にもパスコースがあったので、本来なら1対2で強引に仕掛けるのは、ほめられるプレーではないかもしれない。エゴイスティックといわれても仕方がないだろう。しかし逆にそれが成功すれば、敵2人を置き去りにして一気に局面を有利に運ぶことができる。1戦目のスペインに欠けていたプレーを、ビジャがやってくれたのではないだろうか。
ただし、今日のホンジュラスは途中からバランスを崩して、4-2-4という4トップのような体勢を作って、スペインはカウンターを仕掛け放題だった。この展開の中で2点しか取れなかったことは、優勝候補スペインに大きな不安材料となるだろう。グループを1位突破してブラジルとの早期対決を避けるためにも、この試合はポルトガルのように7点ぐらい取っておきたかった試合だ。
現在、グループHの星取表は、チリが6、スペインとスイスが3、ホンジュラスが0である。数字上はチリが有利に見えるが、スイスの最終戦の相手がホンジュラスであることを考えると、むしろ有利なのはスイス。スペインとチリはどちらも好チームなだけに、そろって勝ち上がってほしかったが、それが実現するためには、ホンジュラスがスイスに勝つか、引き分けてくれないと難しい。グループHは混沌とした状態になっている。 |
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