10年6月20日 20:30 サッカーシティ(ヨハネスブルク) |
| ブラジル |
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コートジボワール |
ルイス・ファビアーノ(前半24分)
ルイス・ファビアーノ(後半4分)
エラーノ(後半16分) |
得点者 |
ドログバ(後半33分) |
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「聖なる手」でトラップして2点目のゴールを決めた、ルイス・ファビアーノ
Photo:ロイター/アフロ |
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| ブラジル |
| 監督ドゥンガ |
GK
1ジュリオ・セザール
DF
6バストス、4フアン、3ルシオ、2マイコン
MF
5フェリペ・メロ、8ジウベルト・シウバ、11ロビーニョ、10カカ、7エラーノ
FW
9ルイス・ファビアーノ
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| 交代 |
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| 警告・退場 |
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後半39分 |
10カカ |
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後半42分 |
10カカ |
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| コートジボワール |
| 監督エリクソン |
GK
1バリ
DF
17ティエネ、5ゾコラ、4コロ・トゥーレ、20ドゥメル
MF
19トゥーレ・ヤヤ、9ティオテ、21エブエ
FW
8カルー、15ディンダン、11ドログバ |
| 交代 |
| 後半8分 |
15ディンダン→10ジェルビーニョ |
| 後半22分 |
8カルー→18ケイタ |
| 後半26分 |
21エブエ→13ロマリック |
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| 警告・退場 |
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前半30分 |
17ティエネ |
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後半29分 |
18ケイタ |
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後半40分 |
9ティオテ |
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実力派同士の一戦。両チームとも素晴らしいテクニックや戦術を見せてくれた一方で、後半は試合が大荒れ。ラフプレーをきっかけとして乱闘寸前のもみ合いになり、カカの退場、さらにはルイス・ファビアーノの「聖なる手」による疑惑のゴールなど、何とも後味の悪い試合となってしまった。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
2分 コートジボワール ティオテ ティエネ 足ワザ
自陣でボールを持ったところにプレスしてくる敵を、【外→内シザーズ】でかわして展開。ティオテ→ティエネが連続で繰り出した。
12分 コートジボワール トゥーレ・ヤヤ 足ワザ
フェリペ・メロのトラップミスをさらい、軸足を抜く形での【クライフターン】でかわしてパス。
17分 コートジボワール ドゥメル 足ワザ
サイドチェンジを受けたところへ突っ込んできた敵を、右足→左足の【ダブルタッチ】でかわした。
18分 ブラジル ジウベルト・シウバ 決定機
エラーノの右CKがファーサイドへ流れたところを、ジウベルト・シウバがボレーシュート。
19分 ブラジル エラーノ 足ワザ
エラーノが中盤から飛び出そうとする動きを見せて、素早く反転し、引いてボールを受けようとする。そこへ左サイドからフェリペ・メロがグラウンダーのパス。さらにこれをエラーノはスルーし、右サイドを駆け上がるマイコンへ。クロスを上げてCKを取得した。
21分 コートジボワール ティオテ 足ワザ
左サイドバックからのパスに寄せてきた敵を、【アコーディオントラップ】でかわす。
22分 ブラジル マイコン 足ワザ
マイコンへのパスに対して、ティエネがスライディングタックル。これをマイコンがジャンプしてかわしながら、右アウトでボールのバウンドを抑えるウエッジコントロール。
24分 ブラジル ルイス・ファビアーノ ゴール
中央に入ってきたロビーニョがパスを受けて、前線から下がってきたルイス・ファビアーノにパス。これをヒールパスでカカに送り、ワンツーでディフェンスラインの裏へ抜ける。最後は強烈なシュートをゴールの天井に突き刺した。3人がグッと狭い地域に集まり、得意のコンビネーションを見せつけた。
40分 コートジボワール ドゥメル 足ワザ
右サイドのライン際でボールを受けて、足の裏を使った右足のプッシュ&ドローでボールを引いて、中央へ切り返す。
4分 ブラジル ルイス・ファビアーノ 足ワザ ゴール
ロングパスを敵と競り合いながら、ボールを左手に当ててトラップ。ここから飛び込んできた敵を2回の【シャペウ】でかわして、浮いたボールを今度は右腕でトラップ。左足でシュートを決めた。2回のハンドが見逃された疑惑のシーン。
7分 コートジボワール ドログバ 決定機
右サイドのスローインからディンダンがクロス。ファーサイドでドログバがヘディングシュートを打つが、枠を外れた。スローインを投げる選手と受け取る選手に対して、1対2の数的不利になってサイドを突破された、この試合のブラジルでは珍しいミスが起こったシーン。
12分 コートジボワール ジェルビーニョ 足ワザ 決定機
途中出場のジェルビーニョが右サイドからドリブル。ジグザグにボールを動かしながらフェリペ・メロをかわし、ワンツーで裏へ抜けようとするが、味方からのリターンパスがわずかに長く、飛び出したGKにキャッチされた。同じようなシーンをピタッと合わせたのが、ブラジルの先制点のシーンだ。このあたり、細かいテクニックには差を感じる。
17分 ブラジル カカ 足ワザ エラーノ ゴール
フェリペ・メロから左サイドバックの裏へ飛び出したカカへ縦パス。カカはボールを引きずるように突破して、グラウンダーの折り返し。逆サイドから走り込んだエラーノが合わせて3点目を決めた。
22分 ブラジル マイコン 足ワザ
アーリークロスを上げるようなフリをして敵に足を上げさせ、【股抜き】で突破してカットイン。
33分 コートジボワール ドログバ ゴール
敵CKからのカウンターで、ジェルビーニョがボールを持って単独ドリブル。シュートはブロックされたものの、再びつないで、トゥーレ・ヤヤからディフェンスラインの裏へ浮き球パス。これを抜け出したドログバがヘディングで合わせてゴールを決めた。
37分 コートジボワール ロマリック 足ワザ
左サイドで、左足のみの【ダブルタッチ】でかわしてクロスへ。
| ゲームの感想 |
★☆☆☆☆ |
昼ドラが好きな人にはオススメ |
ブラジルは
いちばん強いチームだけど、いちばん嫌いなチームだ |
ブラジルは本当に強い。全くすきがない。1つのチームに対してこれほど「強い」と感じたのは、今大会を観戦した中でも初めて味わう感覚だ。北朝鮮がブラジルを目覚めさせてしまったのだろうか。コートジボワールも、1対1の強さでは互角、あるいは上回るシーンも何度か見られたが、テクニック、連動性、ディフェンス戦術など、1対1以外の部分ではすべてブラジルが勝っていた。実力の差は明らかだ。
最も大きな差は、チーム全体の「伸び縮み」である。ブラジルは、あえて選手間の距離を縮めることで狭い局面を連係プレーで突破したり、それが終わったらすぐに距離を広げて大きな展開をするなど、オフェンス&ディフェンスの両面において、システムの伸び縮みを生かした連携が多く見られた。
逆にコートジボワールは、選手間の距離が常に一定。ウイングFWのカルーとディンダンは、常にブラジルのサイドバックを見ながらサイドに張り付いたままで、中盤が数的不利で苦しんでいるにも関わらず、気を利かせたポジショニングがほとんど見られない。11人を単純に足し算するだけで終わってしまったことが、コートジボワールの最大の敗因だ。逆にブラジルはただでさえ能力のある1人1人を、1+1を3にするような戦いぶりを見せた。それはさすがというしかない。
ただ、僕はこのチームを応援する気はさらさらない。痛くもないのに芋虫のように地面をのたうち回り、時間をかせいだらすぐにケロッとしてプレーに戻る。あるいは、何かあるたびにわざわざ審判の元へ数人でかけ寄って、まるで別れた女性をしつこく口説くかのように難癖をつけて時間かせぎ……。すべてが見苦しい。これが勝利への執念、強さの証だというのなら、サッカーは何とつまらないスポーツなのだろうか。
彼らのこうした王者にふさわしくない振る舞いが、コートジボワールに暴力的なプレーを生ませ、試合はどんどん荒れることになった。エラーノがケガをしたとき、コートジボワールがそのままプレーを続けて治療が遅れたのも、根本的にはブラジル自身に原因がある。あるいは、ルイス・ファビアーノが手でトラップしてゴールを決めた2点目、「聖なる手」に関する論議をうやむやにするために、わざと試合を荒れさせたのだろうか……。さらには、3-0からドログバが決めた意地の反撃弾についても、ここまでパーフェクトな守備をしていたブラジルDFとGKがあまりに無気力すぎて、大きな違和感を覚えた。彼らは危険地帯に出されたボールを、追いかけようともしなかったのだ。これも「聖なる手」によるゴールを帳消しにしようとする、汚い予定調和なのではないだろうか。ブラジルならやりかねない。どうか、この恥ずかしい最強チームを、他の国がたたき潰してくれることを願う。 |
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