10年6月17日 16:00 フリーステート(ブルームフォンテーン) |
| ギリシャ |
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ナイジェリア |
サルピンキディス(前半43分)
トロシディス(後半25分) |
得点者 |
K・ウチェ(前半15分) |
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ギリシャ史上ワールドカップ初ゴールを決めたサルピンキディス(中央)。
どん欲にゴールを狙い続けていた |
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| ギリシャ |
| 監督レーハーゲル |
GK
12ゾルバス
DF
16キルギアコス 8パパドプロス 19パパスタトプロス
MF
10カラグニス 15トロシディス 6ツィオリス 21カツラニス 11ビントラ
FW
14サルピンギディス 17ゲカス
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| 交代 |
| 前半35分 |
19パパスタトプロス→7サマラス |
| 後半33分 |
17ゲカス→18ニニス |
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| 警告・退場 |
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前半14分 |
19パパスタトプロス |
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後半14分 |
6ツィオリス |
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後半42分 |
7サマラス |
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| ナイジェリア |
| 監督ラーゲルベック |
GK
1エニュアマ
DF
3タイウォ 6シットゥ 2ヨボ 17オディアー
MF
12K・ウチェ 14カイタ 20エトゥフ 15ハルナ
FW
11オデムウィンギ 8ヤクブ
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| 交代 |
| HT |
11オデムウィンギ→19オバジ |
| 後半9分 |
3タイウォ→21エチエジレ |
| 後半33分 |
21エチエジレ→5アフォラビ |
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| 警告・退場 |
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前半32分 |
14カイタ |
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後半43分 |
19オバジ |
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抜群のスピードと柔軟な身のこなしでペースを握ったナイジェリア。前半15分には幸先よく先制点が生まれる。しかし32分にカイタがラフプレーで退場すると、状況は一変。ギリシャに一方的に攻められ2失点。今大会初めての逆転ゲームとなり、ギリシャにとっては記念すべきワールドカップ初勝利となった。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
15分 ナイジェリア K・ウチェ ゴール 足ワザ
左サイドからのFK。ゴールから30メートルほどあったため、K・ウチェは2つの狙いを持ってボールを蹴る。1つが、走り込む味方の頭に合わせること。もう1つが、もし誰も触らなくても、直接ゴールに入る軌道を狙うこと。いわゆるはいっちゃうFK。ボールはゴール前に走り込んだ選手のわずか頭上を通過し、GKの手前でバウンド。ゴールファーサイドに決まった。
25分 ギリシャ パパスタトプロス 足ワザ
右サイドで縦にドリブルするパパスタトプロス。横から寄せてきた敵と前の敵の間を【ダブルタッチ】で抜ける。
38分 ギリシャ サルピンギディス 決定機
カラグニスの縦パスを、カツラニスがペナルティーエリア内に走り込むサルピンギディスにダイレクトでスルーパス。サルピンギディスはGKと1対1となるも、シュートをブロックされる。この日もGKエニュアマの反応はピカイチだ。
40分 ギリシャ サマラス 決定機 足ワザ
低くて速い右CKを中央で待ち構えていたサマラスが、右足をテークバックするように上げてアウトサイドボレーで狙うも、ゴールライン上でDFにクリアされる。
43分 ギリシャ サルピンギディス ゴール
ゴール右に、左からダイアゴナルで走り込むカツラニスへ向けて、ツィオリスがスルーパス。きっちり足元で止めたカツラニスは、後ろからタイミングよく走り込んできたサルピンギディスに落とすと、サルピンギディスは右足を強振。DFに当たってコースが変わり、ゴール左サイドネットに吸い込まれる。
0分 ギリシャ カラグニス 足ワザ
ピッチ中央でボールを受けたカラグニス。右にドリブルして、前の敵を引きつけると、足をクロスしたヒールキックで左前方へパス。チャンスが広がった。
13分 ギリシャ サルピンギディス 決定機
ギリシャがFKからのセカンドボールを拾い、ゴール前に放り込む。DFがヘッドするもクリアミスし、それをサルピンギディスがワントラップシュート。ゴールの至近距離だったが、GKのスーパーセーブに合いゴールならず。
13分 ナイジェリア オバジ 決定機
カウンター攻撃。2対1の絶好機で、オバジがドリブルでゴールに突き進む。左のヤクブに完璧なパスを送り、ヤクブがGKと1対1に。コースを狙ってシュートする。惜しくもGKのブロックに合い、ボールがこぼれるも、それがオバジの前へ。あとは流し込むだけだったが、まさかのキックミス。信じられないようなプレーだった。
22分 ギリシャ サマラス 決定機
右CKをいったん自陣方向に下げてから角度をつけてクロス。ファーサイドで待ち構えていたサマラスが長身を生かしてジャンプヘッド。ファーサイドをループで突く完璧な軌道だったが、GKの好セーブに合う。両者あっぱれの好プレーだった。
25分 ギリシャ トロシディス ゴール ツィオリス 足ワザ
CKのセカンドボールを拾ったツィオリスが前から寄せてきた敵を軽い【キックフェイント】で右にかわすと、すかさず右足でシュート。GKの反応に合うが、シュートが強烈だったため、ボールがこぼれ、それをトロシディスが押し込む。待望の逆転ゴールが決まる。
31分 ギリシャ カラグニス 決定機 足ワザ
ゴール正面でボールを受けたカラグニス。左にドリブルしてシュートを打つような助走を取る軽い【キックフェイント】から、右アウトで右に切り返し、地を這うミドルシュート。鋭い弾道はGKの手をはじくが、ゴールはならず。
47分 ギリシャ ツィオリス 決定機
ゴールやや右でボールを受けたツィオリスが、すぐにグラウンダーのシュート。ファーサイドを狙った強烈なシュートだったが、GKが辛うじてディフレクト。3点目は決まらなかった。
グラディエーター対ライオン |
試合開始から完全にナイジェリアがペースを握っていた。躍動感あふれるドリブルとテンポの速いパスワークで主導権を握り、15分にはFKから先制点を決めたナイジェリア。しかし32分にカイタが不必要なラフプレーで一発退場になると、これで流れは一変した。
ナイジェリアのラーゲルベック監督は定石通り、4-4-1の1トップに変更。守備ブロックをしっかり作っておけば、今のギリシャの実力から考えるに、残り60分間を逃げ切れると見たのだろう。この采配は妥当なものだった。確かに守備ブロックが機能すれば、それは可能だっただろう。
しかしナイジェリアの選手たちは、気持ちが折れていた。DFラインどころかMFのラインまでもが、無惨なまでにズルズルと引き、ギリシャの選手に自由にボールを持たせてしまった。サイドからのクロスに体を寄せに行く選手もなく、ギリシャの強みであるロングボール攻撃の集中砲火を浴びた。
それはまるで古代ギリシャを舞台にした映画を見ているようだった。グラディエーターが獰猛なライオンと決闘する、あの映画のことだ。最初はグラディエーターに傷を負わせ攻勢に出たライオンだが、反撃に出たグラディエーターに気圧され、最後はとどめをさされる名シーン。ライオンの姿はこの試合でのナイジェリアの選手のようだった。
先制後に一人退場になったとしても、堅守速攻を徹底させれば、前線にスピードスターがいるナジェリアならば何も問題なかったはず。しかしその割り切りができず、一人少ないという傷口を手当するどころか、逆に大きく広げてしまった。
アフリカのチームは概してメンタルが弱いというが、この試合ほど、それが顕著に表れた試合も珍しい。ライオンのように、その獰猛さは世界最強といわれるだけに、しっかりしたメンタルコントロールさえできれば、何でもない試合だっただろう。 |
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