10年6月15日 20:30 エリスパーク(ヨハネスブルク) |
| ブラジル |
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北朝鮮 |
マイコン(後半9分)
エラーノ(後半26分) |
得点者 |
チ・ユンナム(後半43分) |
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| スーパーゴールを挙げたマイコンと、王国に最後まで食い下がった北朝鮮のチョン・テセ |
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| ブラジル |
| 監督ドゥンガ |
GK
1ジュリオ・セザール
DF
6バストス、4フアン、3ルシオ、2マイコン
MF
5フェリペ・メロ、8ジウベルト・シウバ、11ロビーニョ、10カカ、7エラーノ
FW
9ルイス・ファビアーノ
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| 交代 |
| 後半28分 |
7エラーノ→13ダニエウ・アウベス |
| 後半33分 |
10カカ→21ニウマール |
| 後半39分 |
5フェリペ・メロ→18ラミレス |
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| 警告・退場 |
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後半39分 |
18ラミレス |
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| 北朝鮮 |
| 監督キム・ジョンフン |
GK
1リ・ミョングク
DF
8チ・ユンナム、5リ・クアンヒョク、3リ・ジュンイル、13パク・チョルジン、2チャ・ジョンヒョク
MF
4パク・ナムチョル、17アン・ヨンハ、11ムン・イングク
FW
10ホン・ヨンジョ、9チョン・テセ
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| 交代 |
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| 警告・退場 |
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優勝候補筆頭のブラジルが圧勝すると思われた一戦だったが、北朝鮮がじっくり耐えながら粘りのサッカーを展開し、前半を0-0で終える。後半、ブラジルはギアを上げてマイコン、エラーノがゴールを挙げたが、終了間際には北朝鮮の執念の反撃を受け、あやうく勝ち点を2つ落とすところだった。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
| ゲームハイライト&足ワザメモ 【】内の足ワザはクリックで解説動画を表示します! |
1分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
左サイドからの仕掛け。2連続【シザーズ】の後、ワンテンポためて、「さぁ行くぞ!」と見せかけてもう一度シザーズ。十分に揺さぶった後、両足が開いた状態でそろった敵に対して【股抜き】で突破。パスを受けたカカはシュートを打てなかったが、ロビーニョは開始早々から得意の足ワザで魅せた。
13分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
パスを受けて2連続【シザーズ】で仕掛けた後、ワンツーで縦へ走ってパスを受け、ダイレクトでヒールパス。惜しくも合わなかった。
16分 北朝鮮 ムン・イングク 足ワザ 決定機
北朝鮮のカウンター。チョン・テセから、オーバーラップしたチ・ユンナムを経由して、中央のムン・イングクへパス。寄せてきたフェリペ・メロを【キックフェイント】でかわして左足でシュートを打った。
27分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
右足の裏でボールを動かした後、縦へボールを持ち出しながら、背後へヒールパス。自分のドリブルで空けたスペースへ、味方を走り込ませる連係プレー。
30分 北朝鮮 チョン・テセ 決定機
チ・ユンナムからホン・ヨンジョに縦パスを入れてカウンター。ドリブルで持ち込んでスルーパスを出し、チョン・テセが走り込むがルシオにクリアされてCKへ。
34分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
ロビーニョが足裏でボールを左右に動かしながら、連続フェイント。敵をかわしてシュートを打った。
41分 ブラジル ロビーニョ 足ワザ
左サイドから右足の裏でボールを動かし、【シザーズ】、【キックフェイント】、【ダブルタッチ】と、豪華な足ワザの連続出しで突破。
8分 北朝鮮 パク・ナムチョル 足ワザ
クリアボールをチョン・テセがボールキープして、逆サイドへサイドチェンジ。走り込んだパク・ナムチョルが、【シザーズ】で仕掛けてCKへ。
9分 ブラジル マイコン 足ワザ ゴール
ジウベルト・シウバから右サイドへ展開して、サイドに開いていたロビーニョへ。その背後から最高のタイミングでオーバーラップしたマイコンにスルーパスが通る。マイナス方向への折り返しを予測した敵GKの予測を裏切り、右アウトでスライスシュート。待望の先制ゴールを決めた。
13分 北朝鮮 チョン・テセ 足ワザ
背後からの浮き球を追いかけながら、【つま先トラップ】。
15分 ブラジル バストス 決定機
せまい中央でパスを何本も通しながら、最後はフリーになったバストスがミドルシュート。強烈な弾道はGKの正面を突いた。
18分 ブラジル ルイス・ファビアーノ 足ワザ 決定機
ペナルティーエリア左側で、ボールを持ったカカから、ロビーニョへ。そこから逆サイドを狙って蹴ったようにも見えたが、ボールは手前のルイス・ファビアーノにぶつけるような弾道。これをルイス・ファビアーノはうまく胸トラップでボールをたたき落として左足でシュートを打った。
26分 ブラジル エラーノ ゴール
ロビーニョが左サイドから中央へカットイン。巧みな足ワザによるドリブルを散々見せられたこともあり、北朝鮮のディフェンスはボールウォッチャーになり、逆サイドからカットインして来たエラーノにスルーパスが通る。これをダイレクトでファーサイドへ流し込んで2点目。
40分 北朝鮮 チョン・テセ 決定機
左サイドの裏のスペースへ出されたパスに、チョン・テセが走り込む。敵DFを振り切りってGKとの1対1を迎えそうだったが、ルシオの必死のクリアでCKへ。
43分 北朝鮮 チ・ユンナム ゴール
左サイドへの浮き球をチョン・テセがヘディングで落とし、走り込んだチ・ユンナムがドリブルで侵入して左足を一閃。北朝鮮が執念のゴールを挙げた。
44分 北朝鮮 チョン・テセ 決定機
自陣からのロングボールを、体を張ってトラップ。バウンドしているボールをハーフボレーで狙うが、バーの上へ外れる。勝ち点2を失う恐怖で、ブラジルをヒヤリとさせた。
| ゲームの感想 |
★★★★☆ |
ここまでやるとは思わなかった |
マイコンによる世界基準の提示
しかし、北朝鮮も意地を見せた |
正直、北朝鮮がここまでやるとは思わなかった。守備的にプレーしつつも、ボールを持つことを全く怖がらず、堂々とプレーしている様子が印象的だった。ルシオやフアンに対して競り勝つシーンも多く見られたチョン・テセ、数的不利の状況でもボールを失わずにパス展開したホン・ヨンジョをはじめ、北朝鮮には素晴らしいプレーヤーがたくさんいた。2点を取ったことで余裕シャクシャクだったサッカー王国をヒヤリとさせ、同じアジア人としては爽快な気分だ。
一方、ブラジルは、やはり2得点をアシストしたロビーニョが印象的。おそらく北朝鮮は、あれほどの足ワザを持ったプレーヤーと対戦する機会が少ないので、対応に慌てる部分があった。そして特筆すべきはマイコンだ。彼のゴールについては、北朝鮮のGKを責めることはできない。前に飛び出さなかったら、マイコンはそのまま折り返してゴールをお膳立てしていたかもしれない。ここはマイコンの状況判断と、正確なスライスシュートを賞賛すべきだろう。
マイコンについてもう一つ言及したいのは、彼が、この日のブラジルのプレーメーカーになっていたことだ。プレッシングが速く、スペースを消される現代サッカーでは、サイドバックがプレーメーカーになって攻撃を組み立てることが必要不可欠となっている。しかも、この日の北朝鮮のように、中央をガッチリ固められると、必然的にサイドでボールを落ち着かせる必要がある。マイコンからFWへのクサビ、あるいはマイコン自らカットイン、縦パス、サイドチェンジなど、彼のプレーは「上下動タイプ」の旧来のサイドバックとは全く次元が違う。日本サッカーは彼のプレーを研究するべきだろう。 |
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