
浅田 ミックスゾーンでの雰囲気も、勝ってるから当たり前なのかもしれないけど、前回とは全然違うような。選手のパーソナリティー的な部分も含めて。
佐藤 全然違う! 前回のときは大会半ばから、選手の考えがかみ合っていなかったし。チームとして結束してなかった。同世代のチームだから、まとめる難しさはあると思う。99年は伸二が圧倒的なキャプテンシーで引っ張っていたし。そういう意味では福元洋平の存在は大きいと思う。
浅田 福元自身もパフォーマンスは上がってきているし。あそこで自分がミスしちゃうとなかなか引っ張りきれないだろうから。
佐藤 福元もいってたけど、「ピッチ内外に関わらずキャプテンでいたい」と。そういう心掛けはすごく大事だと思う。キャプテンにも恵まれている。
浅田 うまくバランスがとれてるのかもしれない。安田とか柏木みたいなヤンチャ坊主もいて。
佐藤 そういうムードメーカーがいるっていうのも大事。99年の播戸竜二とか稲本潤一にも匹敵する感じ。
浅田 やっぱり、それは関西の選手の役回りなんだ(笑)。
佐藤 そうだね(笑)。今の子たちって、やっぱり基本的に大人しいから。“黙々派”が多いじゃん。
浅田 僕が取材している2001年からの4大会の中では、圧倒的にキャラクターが濃い。
佐藤 だって、中村俊輔、柳沢敦の代も、中田英寿、宮本恒靖の代だって決して明るくはなかったし。
浅田 どう見ても明るそうなメンツじゃない(笑)。ということは、99年と今回のチームが特別なのかな。
佐藤 だって、ミックスゾーンであんなに笑いが起きることがないから(笑)。
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