
田村 まあ、こういったゲームを何度も経験したいよね。
浅田 中田英寿がU-17のときにナイジェリアとやって目覚めた話じゃないけど。
田村 そういう選手が出てきてほしいね。でもやっぱり全然違うと思うよ。
浅田 こういうのを経験しておくとね。
田村 日本の高校サッカーはこうやって見ると、やっぱりすごくぬるい世界だよね。何でこんなにできないのと思うし、教わるべきこそを教わってないように見えるし。その点ではクラブのほうがいいんだろうけど、それでも足りていないわけだし。今日みたいなのを日本の基準に取り込むのは、すごく難しいことだと思うんだけど。
浅田 今回も日本の指導者の方とか何人か来ていたみたいですけど。
田村 何人来ているのかな? ここなんて本当に近いんだし、声を大にして、100人単位で来てもいいくらいだよね。
浅田 単純にU-17のワールドカップを外から見るよりも、日本が出ていることで、国内ではあんなスーパーな子がこんなものかよってことになるわけですから。そういうのも基準を見るのにいい機会ですよね。
田村 指導者の方たちが、“世界”というものをどう取り込むのか。これって、いくらいいカリキュラムを作っても、いくらいい文章を書いても、伝えきれるものではないんだよね。それはもう自分で見るしかないわけで。日本の試合でなくとも、同じ年齢で世界の子どもたちはどういうプレーしているのか。それで日本はどういう指導をするべきなのか。そういう目で見て欲しいですね。
浅田 次の3戦目はどうですか?
田村 今日のフランスだったら、つけいるスキはあるよね。元々日本とタイプが似ているし、日本が追っかけていったようなところがあるわけじゃない。追いついたかなと思ったら、ぐんと離されての繰り返しだったけど。また、そのパターンになる可能性もあるけどね(笑)。お互いの良さを出し合って、どうなるかの勝負になると思う。だからこそ差がつきやすいんだけどね。この3戦目は日本チームの真価とか、日本の育成の真価が問われるゲームになるだろうね。
浅田 しかもフランスがハイチに勝っていれば、多少の余裕はあったのだろうけど。フランスとしては絶対に勝たないといけない試合になった。相当必死になってくると思うから、そういう意味でもそんなフランス相手にやるのは楽しみですね。
田村 フランス相手だったら、10回に1、2回は勝てるよね。3回、4回はわからないけど。
>ページ[1]へ戻る
ページ |[1]|[2]|[3]| |